sql:relationship での sql:inverse 属性の指定 (SQLXML 4.0)

適用対象: SQL Server Azure SQL Database

sql:inverse 属性は、XSD スキーマが一括読み込みまたはアップデートグラムによって使用される場合にのみ役立ちます。 sql:inverse 属性は、<sql:relationship> 要素で指定できます。 アップデートグラムでは、アップデートグラム ロジックによってスキーマが解釈され、アップデートグラム操作で更新されるテーブルと列が決定されます。 また、スキーマで指定される親子リレーションシップによって、レコードが変更、挿入、または削除される順序が決定されます。

XSD スキーマを使用しており、そこで指定されている親子リレーションシップが、対応するデータベース列間の主キー/外部キー リレーションシップの逆順である場合は、アップデートグラムで挿入または削除操作を実行すると、主キー/外部キー違反で失敗します。 このような場合、sql:inverse 属性は <sql:relationship> 要素に指定され (sql:inverse="true")、アップデートグラム ロジックはスキーマで指定された親子関係の解釈を逆にします。

sql:inverse 属性はブール値 (0=false,1=true) を受け取ります。 指定できる値は 0、1、true、false です。

sql:inverse 注釈を使用した実際のサンプルについては、「 Updategram での注釈付きマッピング スキーマの指定」を参照してください。

参照

sql:relationship を使用したリレーションシップの指定 (SQLXML 4.0)