sys.dm_hadr_instance_node_map (Transact-SQL)
適用対象: SQL サーバー
Always On 可用性グループに参加させる可用性レプリカをホストする SQL Server のすべてのインスタンスに対して、サーバー インスタンスをホストする Windows Server フェールオーバー クラスター (WSFC) ノードの名前を返します。 この動的管理ビューには、次の用途があります。
この動的管理ビューは、同じ WSFC ノードでホストされている複数の可用性レプリカを持つ可用性グループを検出するのに役立ちます。これは、可用性グループが正しく構成されていない場合にフェールオーバー クラスター インスタンス (FCI) フェールオーバー後に発生する可能性のあるサポートされていない構成です。 詳細については、「 Failover クラスタリングと Always On 可用性グループ (SQL Server)」を参照してください。
複数の SQL Server インスタンスが同一の WSFC ノードでホストされている場合、Resource DLL はこの動的管理ビューを使用して接続先の SQL Server インスタンスを決定します。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
ag_resource_id |
nvarchar (256) | WSFC 内のリソースとしての可用性グループの一意の ID。 |
instance_name |
nvarchar (256) | Name-<server> /<instance>-of 可用性グループのレプリカをホストするサーバー インスタンス。 |
node_name |
nvarchar (256) | WSFC ノードの名前。 |
解説
Windows Server フェールオーバー クラスター (WSFC) では、クラスター列に Windows クラスターの詳細が表示されます。 の読み取りスケール可用性グループ、Linux の可用性グループなど、Windows クラスターがない場合クラスターに関連する列には、内部の既定のクラスターに関するデータが表示されることがあります。 これらの COLUMN は内部使用のみを目的としており、無視できます。
アクセス許可
SQL Server 2019 (15.x) 以前のバージョンでは、サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。
SQL Server 2022 (16.x) 以降のバージョンでは、サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE 権限が必要です。