sys.fn_servershareddrives (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server

クラスター化されたサーバーが使用する共有ドライブの名前を返します。

重要

この SQL Server システム関数は、下位互換性のために含まれています。 代わりに sys.dm_io_cluster_valid_path_names (Transact-SQL) を使用することをお勧めします。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

  
fn_servershareddrives()  

返されるテーブル

現在のサーバーがクラスター化されたサーバーの場合、 fn_servershareddrives は共有ドライブのドライブ名を返します。

現在のサーバー インスタンスがクラスター化されたサーバーでない場合、 fn_servershareddrives は空の行セットを返します。

解説

fn_servershareddrives は、このクラスター化されたサーバーで使用される共有ドライブの一覧を返します。 これらの共有ドライブは、Microsoft SQL Server リソースと同じクラスター グループに属します。 さらに、SQL Server リソースはこれらのドライブに依存します。

この関数は、ユーザーが使用できるドライブを識別するのに役立ちます。

アクセス許可

ユーザーには、SQL Server インスタンスに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

次の例では、 fn_servershareddrives を使用してクラスター化されたサーバー インスタンスに対してクエリを実行します。

SELECT * FROM fn_servershareddrives();  

結果セットは次のとおりです。

DriveName

--------

m

n

参照

sys.dm_io_cluster_valid_path_names (Transact-SQL)
sys.dm_io_cluster_shared_drives (Transact-SQL)
sys.fn_virtualservernodes (Transact-SQL)