sp_polybase_join_group (Transact-SQL)
適用対象 SQL Server 2016 (13.x) 以降のバージョン
SQL Server インスタンスをコンピューティング ノードとして PolyBase グループに追加して、スケールアウト計算を行います。
SQL Server インスタンスには、PolyBase 機能がインストールされている必要があります。 PolyBase を使用すると、Hadoop や Azure Blob Storage などの SQL Server 以外のデータ ソースを統合できます。 sp_polybase_leave_group も参照してください。
構文
sp_polybase_join_group (
@head_node_address = N'head_node_address'
, @dms_control_channel_port = dms_control_channel_port
, @head_node_sql_server_instance_name = 'head_node_sql_server_instance_name'
)
[ ; ]
引数
@head_node_address = N'head_node_address'
PolyBase スケールアウト グループの SQL Server ヘッド ノードをホストするマシンの名前。 @head_node_addressは nvarchar(255)です。
@dms_control_channel_port = dms_control_channel_port
ヘッド ノード PolyBase Data Movement サービスの制御チャネルが実行されているポート。 @dms_control_channel_portは符号なし__int16で、0
から65535
の範囲があります。 既定値は、16450
です。
@head_node_sql_server_instance_name = N'head_node_sql_server_instance_name'
PolyBase スケールアウト グループ内のヘッド ノード SQL Server インスタンスの名前。 @head_node_sql_server_instance_nameは nvarchar(16)です。
リターン コードの値
0
(成功) または 1
(失敗)。
アクセス許可
CONTROL SERVER 権限が必要です。
解説
ストアド プロシージャを実行した後、PolyBase エンジンをシャットダウンし、マシンで PolyBase Data Movement サービスを再起動します。 確認するには、ヘッド ノードで次の DMV を実行します。
EXEC sys.dm_exec_compute_nodes;
例
この例では、現在のマシンをコンピューティング ノードとして PolyBase グループに参加させています。 ヘッド ノードの名前は HST01
で、ヘッド ノード上の SQL Server インスタンスの名前はMSSQLSERVER
です。
EXEC sp_polybase_join_group N'HST01', 16450, N'MSSQLSERVER';