sys.sp_xtp_unbind_db_resource_pool (Transact-SQL)

適用対象: SQL サーバー

このシステム プロシージャは、インメモリ OLTP メモリ使用量を追跡するために、データベースとリソース プールの間の既存のバインディングを削除します。 指定したデータベースに現在バインドされたプールがない場合、成功が返されます。 データベースがバインドされていない場合、メモリ最適化オブジェクト用に以前に割り当てられたメモリは、以前のリソース プールに割り当てられたままです。 割り当てられたメモリを解放するには、データベースを再起動する必要があります。 データベースがリソース プールからバインド解除されると、バインディングは DEFAULT リソース プールに変換されます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sys.sp_xtp_unbind_db_resource_pool
    [ @database_name = ] 'database_name'
[ ; ]

引数

[ @database_name = ] 'database_name'

既存のインメモリ OLTP 対応データベースの名前。 @database_namesysname です。

Messages (メッセージ)

データベースが名前付きリソース プールにバインドされている場合、プロシージャは正常に返されます。 ただし、バインド解除を有効にするには、データベースを再起動する必要があります。

指定したデータベースに既存のバインドが存在しない場合、sp_xtp_unbind_db_resource_pool は正常に終了しますが、次のような情報メッセージが表示されます。

Msg 41374, Level 16, State 1, Procedure sp_xtp_unbind_db_resource_pool_internal, Line 140.
Database 'Hekaton_DB' does not have a binding to a resource pool.

次のコードは、バインドされているインメモリ OLTP リソース プールからデータベース Hekaton_DB のバインドを解除します。 Hekaton_DBが現在インメモリ OLTP リソース プールにバインドされていない場合は、メッセージが表示されます。 バインドの解除を有効にするにはデータベースを再起動する必要があります。

sys.sp_xtp_unbind_db_resource_pool N'Hekaton_DB';

要件

  • @database_nameによって指定されたデータベースには、インメモリ OLTP リソース プールへのバインドが必要です。

  • CONTROL SERVER 権限が必要です。