RDL ファイル内のアセンブリの参照
レポート定義ファイルでのカスタム コード アセンブリの使用をサポートするため、2 つのレポート定義言語 (RDL) 要素 CodeModules と Classes が RDL 仕様に含まれています。
CodeModules 要素を使用すると、レポート式でマネージド コード アセンブリを参照できます。 CodeModules は、レポート定義ファイルで特殊な関数の呼び出しに使用するアセンブリへの参照を含むトップレベルの要素です。 カスタム アセンブリの使用をサポートするレポート定義のエントリは、次の例のようになります。
<CodeModules>
<CodeModule>CurrencyConversion, Version=1.0.1363.31103, Culture=neutral, PublicKeyToken=null</CodeModule>
</CodeModules>
カスタム コードから Load を呼び出すのではなく、CodeModule 要素を RDL ファイルに手動で追加するか、[レポートのプロパティ] ダイアログの [参照] タブを使用してカスタム アセンブリを登録します。 詳細については、「レポート デザイナーでカスタム コードやアセンブリを式から参照する (SSRS)」を参照してください。
Classes 要素では、レポート定義でのインスタンス メンバーの使用がサポートされます。 Classes は、クラス名とインスタンス名への参照を含むトップレベルの要素です。 インスタンス メンバーの使用をサポートするレポート定義のエントリは、次の例のようになります。
<Classes>
<Class>
<ClassName>CurrencyConversion.DollarCurrencyConversion</ClassName>
<InstanceName>m_myDollarConversion</InstanceName>
</Class>
</Classes>
詳細については、「式を使用したカスタム アセンブリへのアクセス」を参照してください。