URL アクセスを使用してレポートをエクスポートする

URL アクセスと rs:Format URL パラメーターを使用して、SQL Server Reporting Services (SSRS) からレポートをエクスポートする方法について説明します。 このメソッドを使用すると、PDF や PPTX などのさまざまなファイル形式でレポート をレポート サーバーから直接レンダリングできます。

前提条件

  • SSRS レポート サーバーへのアクセス。
  • エクスポートするレポートの URL。
  • レポート サーバーにインストールされている適切な表示拡張機能。

エクスポート形式の指定

rs:Format URL パラメーターを使用すると、レポートを表示する形式を指定できます。 HTML4.0 形式と HTML 5 形式はブラウザーで表示されますが、他の形式ではレポート出力をローカル ファイルに保存するように求められます。

PDFレポートをエクスポートする

ネイティブ モードのレポート サーバーからレポートの PDF コピーを直接取得するには、ブラウザーで次の URL コマンドを使用します。

https://myrshost/ReportServer?/myreport&rs:Format=PDF  

また、SharePoint 統合モードのレポート サーバーから、ブラウザーで次の URL コマンドを使用します。

https://myspsite/subsite/_vti_bin/reportserver?https://myspsite/subsite/myrereport.rdl&rs:Format=PDF  

PPTX レポートをエクスポートする

レポート サーバーの名前付きインスタンスから PPTX レポートをエクスポートするには、ブラウザーで次の URL コマンドを使用します。

https://servername/ReportServer_THESQLINSTANCE/Pages/ReportViewer.aspx?%2freportfolder%2freport+name+with+spaces&rs:Format=pptx  

rs:Format パラメーターの一般的な値

rs:Format パラメーターは、レポート サーバーにインストールされているレポート表示拡張機能に基づいて、次の一般的な値を受け入れます。

  • HTML4.0
  • HTML5
  • MHTML
  • IMAGE
  • EXCELOPENXML (xlsx)
  • WORDOPENXML (docx)
  • CSV
  • PDF
  • XML
  • NULL

指定されたレンダリング拡張機能がレポート サーバーにインストールされていない場合は、ブラウザーにエラーが表示されます。

Format rs:Format パラメーターを URL の一部として含めない場合は、レポート サーバーがブラウザーを検出し、適切な HTML 形式でレポートを表示します。