Web ポータルを使用したレポートの検索と表示 (Report Builder および SSRS)
レポート マネージャーは、レポートの表示機能および管理機能を備えた Web ベースのツールです。 これは、レポート サーバー インストールの一部です。 レポート マネージャーを開くとき、ブラウザー ウィンドウにレポート マネージャーの URL を入力します。 ブラウザーの要件については、「Reporting Services のブラウザー サポート」に関する記事を参照してください。 レポート サーバーでのレポート マネージャー URL の構成方法の詳細については、システム管理者に問い合わせてください。 詳細については、「レポート マネージャーの構成 (ネイティブ モード)」を参照してください。
システム管理者は、レポート サーバーに対するアクセス許可を設定します。 それらのアクセス許可によって、レポート マネージャーの使用時に表示される内容が決まります。 権限はロールの割り当てによって与えられます。 レポートを検索および表示するには、ロールの割り当てに "レポートの表示" タスクが含まれている必要があります。 レポート サーバーでレポートを検索するには、名前または説明からレポートを検索するか、レポート サーバーのフォルダーを参照します。 検索または参照できるのは、レポート サーバーに公開またはアップロードされたレポートのみです。
Note
ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。
レポート マネージャーでフォルダー階層を移動する
実行するレポートを参照するには、[ホーム] ページを使用できます。 [ホーム] ページは、レポート マネージャーを起動するとき、およびフォルダー階層内のフォルダーを開いたときに自動的に表示されます。 [ホーム] ページには、表示権限のあるアイテムだけが表示されます。 フォルダー パスは、[ホーム] ページの上部にリンク行として表示されます。 ルート フォルダー ([ホーム]) を先頭に、フォルダー名が順に一覧表示されます。 他のフォルダーを開くと、ページの最上部のフォルダー パスにフォルダー名が追加されます。 次の画像の (1)。 レポートを開くと、レポートの名前もフォルダー パスに追加されます。
レポート マネージャーのリボン
フォルダー階層内を移動するには、次の方法を使用します。
フォルダーのコンテンツを表示するには、[ホーム] ページでフォルダー名を選びます。 フォルダー ページが開き、フォルダーのコンテンツが表示されます。
下位の階層に移動するには、現在のフォルダーのサブフォルダーを開きます。 フォルダーには、レポート、リソース、共有データ ソース アイテム、およびその他のフォルダーが格納されます。 任意のフォルダーのアイコンを選ぶとそのフォルダーが開き、1 階層下位のコンテンツが表示されます。
上位のフォルダー階層に移動するには、ページ最上部のリンク行で、表示したいコンテンツが保存されているフォルダーの名前を選びます。 上のイメージの(1) 。
レポートを開く
レポートが見つかったら、レポート名を選んでそのレポートを開きます。 レポートは、レポート マネージャーの [コンテンツ] ページに HTML 形式で表示されます。 レポートは、ブラウザー セッションで常にキャッシュされます。したがって、レポートを開いた場合は、通常、[戻る] ボタンを選んでそのレポートに戻ることができます。 このステートメントは、レポートの実行にユーザー名とパスワードが必要な場合にも当てはまります。 表示されたレポートは、ブラウザーを閉じるまで完全には閉じられません。
フォルダー階層で表示されているすべてのレポートにすぐアクセスできるとは限りません。 レポートによっては、ユーザー名とパスワードがユーザーに要求され、そのレポートのデータ ソースへのアクセス権がユーザーにあるかどうか、検証が行われるものもあります。
レポート ビルダーからレポート サーバーのレポートを直接参照したり開いたりすることもできます。
アイテムを検索する
レポート マネージャーでアイテムを検索するには、ページの先頭にある [検索] ボックスに検索文字列を入力します。 上のイメージの(2) 。 検索は、フォルダー階層の最上位ノードから開始され、続いて各分岐にわたり実行されます。 特定のブランチへのアクセス権がない場合、そのブランチは検索されません。 このアクションには、他のユーザーが所有する [個人用レポート] フォルダー、および一般提供されていない他のフォルダーが該当します。 検索結果には、表示権限のあるレポートやアイテムのみが表示されます。
名前や説明からアイテムを検索するには、検索したいテキストのすべてまたは一部を指定します。 検索文字列の大文字と小文字は区別されません。 検索条件の指定や除外を行う正符号 (+) や負符号 (-) などの検索演算子は使用できません。
レポート内の特定のテキストを検索するには、レポートの最上部にあるツール バーを使用します。