変数値ファイルの作成 (Db2ToSQL)

変数値ファイルは、あるサーバーの移行から別のサーバーへの移行で頻繁に変更されるソース サーバー名や移行先サーバー名など、コマンドのパラメーター値で構成される XML ファイルです。 多数のデータベース移行が発生すると、各ソース サーバーの値を格納するための複数の変数ファイルが作成され、コマンド ラインでスイッチを -v 使用してメイン スクリプト ファイルで参照されます。 これは、複数の変数ファイルの変数値を使用して、いくつかのスクリプト ファイル内の静的な値を維持するのに役立ちます。

解説

変数名には $ (ドル) 記号によるプレフィックスおよびサフィックスが付きます。 変数に変数値ファイル内の値が割り当てられていない場合、スクリプト ファイルの解析中にエラーが発生し、コンソールの実行プロセスがストールする可能性があります。

$ のエスケープ文字は $$ です。 パラメーターの変数または静的な値に $ (ドル) 記号が含まれている場合は、変数ではなく文字として扱うように $$ を指定する必要があります。

保守容易性のために、ユーザー定義変数を論理的に分離するために、variable-group 要素内で変数を宣言できます。 この要素の使用は必須ではありません。

A. プロジェクトの変数値ファイル コマンドのサンプル

<variables>
  <variable-group name="ProjectSpecs">
    <variable name="$project_folder$" value="<project-folder>"/>
    <variable name="$project_name$" value="<project-name>"/>
    <variable name="$project_overwrite$" value="<true/false>"/>
    <variable name="$project_type$" value="<project-type>"/>
  </variable-group>
</variables>

B. サーバーの変数値ファイル コマンドのサンプル

<variables>
  <variable-group name="SQLServerParams">
    <variable-group name="SqlServerConnectionParams">
      <variable name="$TargetServerName$" value="<server-name>"/>
      <variable name="$TargetDB$" value="<database-name>"/>
      <variable name="$TargetUserName$" value="<user-name>"/>
      <variable name="$TargetPassword$" value="<password>"/>
      <variable name="$TrustedConnection$" value="<true/false>"/>
    </variable-group>
    <variable-group name="SqlServerObjectParams">
      <variable name="$ObjectName1$" value="<object-name>"/>
      <variable name="$ObjectName2$" value="<object-name>"/>
    </variable-group>
  </variable-group>
</variables>

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