パフォーマンス オブジェクトの使用
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
重要
現在、Azure SQL Managed Instance によって、すべてではありませんが、ほとんどの SQL Server エージェントの機能がサポートされています。 詳細については、Azure SQL Managed Instance と SQL Server の T-SQL の相違点に関するページを参照してください。
SQL Server エージェントには、サービスの動作を監視するためのパフォーマンス オブジェクトとパフォーマンス カウンターが含まれています。 パフォーマンス オブジェクトを使用すると、パフォーマンス モニターや Windows ツールを使用して SQL Server エージェント サービスのバックグラウンド動作を特定できるようになります。 たとえば、 SQL Server エージェント サービスで現在実行されているアクティブなジョブの数を特定して、ブロックされたジョブを特定できます。
SQL Server エージェント サービスのパフォーマンス オブジェクトとパフォーマンス カウンターは、コンピューターにインストールされている SQL Server のインスタンスごとに存在します。 パフォーマンス オブジェクトの名前は、各オブジェクトが表す SQL Server のインスタンスに従って付けられます。
次の表は、 SQL Server エージェント サービスのパフォーマンス オブジェクトの命名形式を示しています。
インスタンスの種類 | オブジェクト名 |
---|---|
Default | SQLAgent:オブジェクト:カウンター |
named | SQLAgent$ *instance_name* :object:counter |
SQL Server には、 SQL Server エージェントの次のパフォーマンス オブジェクトが含まれています。
オブジェクト名 | 説明 |
---|---|
SQLAgent:Jobs | 開始されたジョブ、成功率、および現在の状態に関するパフォーマンス情報 |
SQLAgent:JobSteps | ジョブ ステップに関する状態情報 |
SQLAgent:Alerts | 警告と通知の数に関する情報 |
SQLAgent:Statistics | パフォーマンスに関する一般的な情報 |