[ジョブの利用状況の表示]
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
重要
現在、Azure SQL Managed Instance によって、すべてではありませんが、ほとんどの SQL Server エージェントの機能がサポートされています。 詳細については、Azure SQL Managed Instance と SQL Server の T-SQL の相違点に関するページを参照してください。
このトピックでは、SQL Server で SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server エージェント ジョブのランタイムの状態を表示する方法について説明します。
Microsoft SQL Server エージェント サービスが開始されるときに、新しいセッションが作成され、すべての既存の定義済みジョブが msdb データベースの sysjobactivity テーブルに設定されます。 このテーブルには、現在のジョブの利用状況と状態が記録されます。 SQL Server エージェントのジョブの利用状況モニターを使用すると、ジョブの現在状態を表示できます。 SQL Server エージェント サービスが予期せず終了した場合は、 sysjobactivity テーブルを参照して、サービスが終了したときにどのジョブが実行されていたかを確認できます。
はじめに
セキュリティ
詳細については、「 SQL Server エージェントのセキュリティの実装」をご覧ください。
SQL Server Management Studio を使用する
ジョブの利用状況を表示するには
オブジェクト エクスプローラーで、 SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。
[SQL Server エージェント]を展開します。
[ジョブの利用状況モニター] を右クリックし、 [ジョブの利用状況の表示] をクリックします。
このサーバーに対して定義された各ジョブに関する詳細が、 [ジョブの利用状況モニター]に表示されます。
ジョブの開始、ジョブの停止、ジョブの有効化や無効化、ジョブの利用状況モニターに表示されている状態の最新の情報への更新、ジョブの削除、ジョブの履歴やプロパティの表示などの操作を行うには、ジョブを右クリックします。 複数のジョブの開始、停止、有効化や無効化、または最新の情報への更新には、ジョブの利用状況モニターで複数の行を選択し、選択項目を右クリックします。
ジョブの利用状況モニターを更新するには、 [更新]をクリックします。 表示される行を少なくするには、 [フィルター] をクリックし、フィルターのパラメーターを入力します。
Transact-SQL の使用
ジョブの利用状況を表示するには
オブジェクト エクスプローラーで、 データベース エンジンのインスタンスに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] をクリックします。
-- lists activity for all jobs that the current user has permission to view. USE msdb ; GO EXEC dbo.sp_help_jobactivity ; GO
詳細については、「 sp_help_jobactivity (Transact-SQL)」を参照してください。