DBCC dllname (FREE) (Transact-SQL)
適用対象:SQL Server
指定された拡張ストアド プロシージャ DLL をメモリからアンロードします。
構文
DBCC <dllname> ( FREE ) [ WITH NO_INFOMSGS ]
Note
SQL Server 2014 以前の Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。
引数
<dllname>
メモリから解放する DLL の名前。
WITH NO_INFOMSGS
すべての情報メッセージを表示しないようにします。
解説
拡張ストアド プロシージャを実行すると、SQL Server のインスタンスによって DLL が読み込まれ、サーバーがシャットダウンされるまで読み込まれたままになります。 このステートメントを使うと、SQL Server をシャットダウンせずに DLL をメモリからアンロードできます。 SQL Server で現在読み込まれている DLL ファイルを表示するには、sp_helpextendedproc
を実行します。
結果セット
有効な DLL を指定した場合、DBCC <dllname> (FREE)
は以下を返します。
DBCC execution completed. If DBCC printed error messages, contact your system administrator.
アクセス許可
sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。
例
次の例では、xp_sample
が xp_sample.dll
として実装され、実行されているものとします。 DBCC <dllname> (FREE)
は、xp_sample
拡張プロシージャに関連付けられている xp_sample.dll
ファイルをアップロードします。
DBCC xp_sample (FREE);