STNumCurves (geometry データ型)

適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance

このメソッドは、geometry インスタンスが 1 次元の空間データ型の場合に、そこに含まれる曲線の数を返します。 1 次元の空間データ型には、LineStringCircularStringCompoundCurve があります。 STNumCurves() は単純型に対してのみ機能し、MultiLineString のような geometry コレクションでは機能しません。

構文

  
.STNumCurves()  

戻り値の型

SQL Server の戻り値の型: geometry

CLR 戻り値の型: SqlGeometry

解説

空の 1 次元 geometry インスタンスは 0 を返します。 geometry インスタンスが 1 次元のインスタンスではない場合や初期化されていない場合は、NULL が返されます。

A. CircularString インスタンスに対して STNumCurves() を使用する

次の例では、CircularString インスタンスに含まれる曲線の数を取得する方法を示します。

 DECLARE @g geometry;  
 SET @g = geometry::Parse('CIRCULARSTRING(10 0, 0 10, -10 0, 0 -10, 10 0)');  
 SELECT @g.STNumCurves();

B. CompoundCurve インスタンスに対して STNumCurves() を使用する

次の例では、STNumCurves() を使用して、CompoundCurve インスタンスに含まれる曲線の数を返します。

 DECLARE @g geometry;  
 SET @g = geometry::Parse('COMPOUNDCURVE(CIRCULARSTRING(10 0, 0 10, -10 0, 0 -10, 10 0))');  
 SELECT @g.STNumCurves();

参照

空間データ型の概要
Geometry インスタンスの OGC メソッド