DROP SENSITIVITY CLASSIFICATION (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server 2019 (15.x) 以降のバージョン Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics
1 つ以上のデータベース列から秘密度の分類に関するメタデータを削除します。
構文
DROP SENSITIVITY CLASSIFICATION FROM
<object_name> [, ...n ]
<object_name> ::=
{
[schema_name.]table_name.column_name
}
引数
object_name ([schema_name.]table_name.column_name)
分類の削除元となるデータベース列の名前。 現在サポートされているのは列の分類のみです。 - schema_name (省略可能) - 分類済みの列が属するスキーマの名前です。 - table_name - 分類済みの列が属するテーブルの名前です。 - column_name - 分類を削除する列の名前です。
解説
- 1 つの "DROP SENSITIVITY CLASSIFICATION" ステートメントを使用して複数のオブジェクトの分類を削除できます。
アクセス許可
ALTER ANY SENSITIVITY CLASSIFICATION 権限が必要です。 ALTER ANY SENSITIVITY CLASSIFICATION は、データベース権限 CONTROL またはサーバー権限 CONTROL SERVER によって示されます。
例
A. 1 つの列から分類を削除する
次の例では、dbo.sales.price
列から分類を削除します。
DROP SENSITIVITY CLASSIFICATION FROM
dbo.sales.price
B. 複数の列から分類を削除する
次の例では、dbo.sales.price
、dbo.sales.discount
、および SalesLT.Customer.Phone
の各列から分類を削除します。
DROP SENSITIVITY CLASSIFICATION FROM
dbo.sales.price, dbo.sales.discount, SalesLT.Customer.Phone