sqlcmd ユーティリティの起動

適用対象: SQL Server Azure SQL データベース Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics Analytics Platform System (PDW)

sqlcmd ユーティリティを使用すると、コマンド プロンプト、[SQL Server Management Studioについて] の [クエリ エディターで SQLCMD スクリプトを編集する]、Windows スクリプト ファイル、または SQL Server エージェント ジョブのオペレーティング システム (Cmd.exe) ジョブ ステップで、Transact-SQL ステートメント、システム プロシージャ、およびスクリプト ファイルを入力できます。

Note

sqlcmdの既定の認証は Windows 認証です。 SQL Server 認証を使用するには、-U オプションと -P オプションを使用してユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

デフォルトでは、SQL Server Express は名前付きインスタンスsqlexpressとしてインストールされます。

sqlcmd ユーティリティを起動し、SQL Server の既定のインスタンスに接続する

  1. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] を選択します。 [名前] ボックスに「cmd」と入力して、 [OK] を選択します。コマンド プロンプト ウィンドウが開きます。 (SQL Server データベース エンジンのこのインスタンスにまだ接続したことがない場合は、接続を受け入れるように SQL Server を構成する必要がある場合があります。)

  2. コマンド プロンプトで、「sqlcmd」と入力します。

  3. [ENTER] をクリックします。

    これで、コンピューターで実行している SQL Server の既定のインスタンスに、信頼できる接続を確立しました。

    1>sqlcmd プロンプトであり、行番号を表しています。 ENTER キーを押すたびに、この番号が 1 ずつ増えます。

  4. sqlcmd セッションを終了するには、sqlcmd プロンプトで EXIT と入力します。

sqlcmd ユーティリティを起動し、SQL サーバーの名前付きインスタンスに接続する

  1. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、sqlcmd -S<myServer\instanceName> と入力します。 <myServer\instanceName> を、接続するコンピューターの名前と SQL Server データベース エンジンのインスタンスの名前に置き換えます。

  2. [ENTER] をクリックします。

    sqlcmd プロンプト (1>) は、SQL Server の指定されたインスタンスに接続していることを示します。

    入力した Transact-SQL ステートメントはバッファーに保存されます。 GO コマンドが見つかると、バッチとして実行されます。