Runbook をデプロイする

Orchestrator には、Runbook のバージョンを管理するのに役立つツールがあります。 これらのツールについては、次のセクションで説明します。

バージョン コントロール

Orchestrator では、複数のユーザーが Runbook を作成および更新できます。 ただし、Runbook に変更を加えることができるユーザーは一度に 1 人だけです。 これにより、同じアクセス許可レベルを持つ他のユーザーによって作業が上書きされるのを防げます。

Runbook を編集するには、チェックアウトする必要があります。別のユーザーは、Runbook をチェックインしてすべての変更をコミットするか、チェックアウトを元に戻してすべての変更を元に戻すまで、その Runbook を編集できません。

チェックインとチェックアウト

  • チェックアウト: ユーザーが Runbook を編集している場合、Runbook はチェックアウトされ、他のユーザーが編集することはできません。 他のユーザーが既に Runbook を編集している場合は、他のユーザーが Runbook を既に編集していることを通知するポップアップ ウィンドウが開きます。

  • チェックイン: Runbook を編集しているユーザーがチェックイン操作を実行すると、行われたすべての変更がコミットされ、チェックアウト後に他のユーザーが Runbook を編集できるようになります。チェックイン コメントには、行われた変更が記載されています。

  • チェックアウトの取り消し: Runbook を編集しているユーザーが [チェックアウトの取り消し] 操作を実行すると、Runbook のチェックアウト後に行われたすべての変更が元に戻されます。チェックアウトの取り消し操作が完了したら、別のユーザーが Runbook を編集できます。

監査ログ

Runbook が変更され、ユーザーによってチェックインされると、 Audit History ログにエントリが表示されます。

ヒント

Runbook が機能しなくなった状態に変更された場合は、Runbook デザイナーの下部にある Audit History タブを選択して、行われた変更を確認し、元に戻すことができます。

Runbook の変更の詳細を表示する

Runbook の変更の詳細を表示するには、次の手順に従います。

  1. Runbook デザイナーで、下部にある Audit History タブを選択し、エントリ項目をダブルクリックして Details ダイアログを開きます。

  2. Name列で、一覧の各項目を選択して、行われた変更を表示します。

  3. 項目を選択すると、 Action 型が Activities ボックスの下に表示されます。 たとえば、 Action: Modified または Action: AddedAction: Modified 型を選択すると、下のテキスト ボックスに AttributeOld ValueNew Value が表示されます。

次のステップ

Runbook を設計およびビルドする方法の詳細については、「 Design とビルド Runbook」を参照してください