チーム紹介
DevOps には、チームが共同作業を行って、プロセスを改善するのに役立つ多くの機能とツールが用意されています。 DevOps の体験として、まずはリリース プロセスを改善する必要があることを認識している架空のソフトウェア チーム メンバーを紹介しましょう。
Tailspin Toys (略して Tailspin) は、ビデオ ゲーム会社です。 Tailspin は、ゲーム サーバーと Web サイトをオンプレミスのデータセンターでホスティングしています。 この会社は、新しいレーシング ゲームを無事リリースしたところです。 彼らは、数か月後に Space Game という名前のスペース シューティング ゲームをリリースする予定です。
あなたが一緒に作業するチームは、新しいゲーム タイトルをサポートするための Web サイトを構築します。 これらの Web サイトは、ゲームに関する情報、その入手方法、および上位スコアを示すランキングを提供します。 各 Web サイトはゲームのリリースと同じ日に稼働する必要があります。これには、チーム間の調整が必要であり、Web チームにかかる負荷が高まります。
Space Game の Web サイトは、Linux にデプロイされた、C# で書かれた .NET アプリです。 Web サイトはまだ完成していませんが、現時点では、次のようになります。
ランキングは次のようになります。
ランキングは、モードまたはゲーム マップでフィルター処理できます。 プレーヤーの名前を選択して、そのプレーヤーのプロファイルとゲームの成績を確認することもできます。
チーム メンバーは次のとおりです。
Andy は開発リーダーで、子供の頃からコンピューターを使用してきました。 彼は、空き時間に個人的なコーディング プロジェクトに取り組むことを楽しんでいます。 Andy は、いつももっと自由時間がほしいと思っています。
Amita は QA 担当です。 彼女は穏やかな性格で、何人かの気難しい開発者の助けになっています。 彼女は、優先順位の整理と設定を得意としていて、エッジ ケースを見つけることに熱心です。
Tim は運用担当です。 彼は実用的な解決策を好み、非常に慎重な性格です (「パラノイド」という言葉を使う人もいます)。何か問題が起こると、午前 3 時でも電話を取る人であることからも彼の性格がわかります。
Irwin はプロダクト マネージャーです。 彼は、数十年にわたってビデオ ゲーム業界に携わっています。 Irwin は開発チームに対してフレンドリーに振舞っていますが、彼が人よりも厳しいスケジュールに重きを置いていることを皆が知っています。 Irwin はどちらかと言えば頭の固いほうですが、チームがより少ない労力でより早く市場にゲームを投入するのに役立つものがあれば、彼は熱心に耳を傾けます。
Mara は新しいメンバーです。 彼女は Tailspin に開発者として加わったばかりで、Andy の部下です。 彼女が Tailspin に入社したのは、ゲームが好きで、小さな会社には多くのイノベーションの機会があると思ったからです。 彼女は DevOps の大ファンです。
おはようございます
チームのプロダクト マネージャーの Irwin は、全員を会議に招集しましたが、機嫌がよくありません。 レーシング ゲームのランキングがいくつかの新機能で更新され、彼はそれをローカルのゲーム グループに見せました。 プレーヤーの反応は、控えめに言ってもがっかりするものでした。 彼は、主な問題の一覧を読み上げます。
- いくつかの機能は、一部のゲーム モードでしか正しく機能しません。
- プレーヤーの数が少ない場合でも、ランキングの更新に時間がかかりすぎます。
- プレーヤーごとの複数のスコアが、複数のプレーヤーとして表示されます。
- 新しいランキング機能で正しくない結果が返されます。
- 特定の日付またはゲーム セッションに基づいてスコアをグループ化する方法がありません。
- 新しいリリースを作成するのに数か月かかりました (しかも、壊れています)。
彼は、「これらの問題が解決されるまでにどのくらいの時間がかかりますか」と問いただします。
Andy は考えます: このコードを書くのに 1 か月かかるに違いない。
Amita は考えます: このコードをテストするのに少なくとも 1 週間はかかる。Andy の作業が完了するまで開始できないし、彼はいつも新しいコードを忍び込ませたがる。
Tim は考えます: 環境をセットアップして、このコードを運用環境にデプロイするのに少なくとも 1 週間はかかる。 Amita の作業が完了するまで開始できないし、彼女は何かをリリース候補と呼ぶことを決して好まない。
Mara は自問します: この仕事を引き受けたのは間違いだったのか。
Andy はチーム メイトを見回して、「後で連絡します」と言います。