まとめ

完了

あなたは、Azure CycleCloud によって Azure での Slurm ベースの HPC クラスターのデプロイと管理が容易になるかどうかを判断する必要がありました。 また、管理チームの指示に確実に対応できるようにして、クラスターのコストをプロジェクトの予算内に維持する必要がありました。

このモジュールでは、Azure Marketplace イメージを使い、システム割り当てマネージド ID を使って Azure サブスクリプションへのアクセスを構成することによって、Azure CycleCloud を設定します。 使用するアプローチは Microsoft のベスト プラクティスに従っており、実装および保守しやすい構成になります。 次に、Azure CycleCloud アプリケーションのグラフィカル インターフェイスを使って、事前定義されたテンプレートに基づいて Slurm ベースのクラスターを作成、構成、起動しました。これにより、実装プロセスも大幅に簡略化されました。 クラスター構成の一環として、クラスターのコストをプロジェクトの予算内に維持するのに役立つ予算アラートを設定しました。

Azure CycleCloud で提供される抽象化レイヤーを使用せず、同等の機能を独自に実装する場合は、より複雑になり、HPC クラスターの構成要素を形成する各 Azure リソースのライフサイクルを直接管理しなければならなくなります。 Azure CycleCloud を使用すると、リソースのプロビジョニング、構成、および監視が管理されるため、基になるインフラストラクチャではなくビジネス ニーズに集中できるようになります。