演習 - Azure Container Registry タスクを使用してコンテナー イメージをビルドする
Azure Container Registry タスクを使用してコンテナー イメージを作成する
ビルド手順が提供されている Dockerfile を使用します。 Azure Container Registry タスクでは、ご利用の環境に現在ある任意の Dockerfile を再利用することができます。 この例では、Node.js アプリケーションをビルドする新しい Dockerfile を作成します。
Cloud Shell エディターを開き、
code
コマンドを使用して Dockerfile という名前の新しいファイルを作成します。code Dockerfile
次の Dockerfile の内容をファイルに貼り付けます。
この Dockerfile では、
node:9-alpine
イメージを基本イメージとして使用します。 次に、そのイメージに Node.js アプリケーション ファイルを追加し、アプリケーションの依存関係をインストールします。 最後に、ポート 80 上で EXPOSE 命令を介してアプリケーションを提供できるようにコンテナーが構成されます。FROM node:9-alpine ADD https://raw.githubusercontent.com/Azure-Samples/acr-build-helloworld-node/master/package.json / ADD https://raw.githubusercontent.com/Azure-Samples/acr-build-helloworld-node/master/server.js / RUN npm install EXPOSE 80 CMD ["node", "server.js"]
ファイルを保存して、エディターを閉じます。
az acr build
コマンドを使用して、Dockerfile からコンテナー イメージをビルドします。Note
コマンドの末尾には必ずピリオド (
.
) を追加します。 これは、Dockerfile が保存されているソース ディレクトリを表します。--file
パラメーターを使ってファイルの名前を指定していないため、コマンドでは現在のディレクトリにある Dockerfile というファイルが検索されます。az acr build --registry $ACR_NAME --image helloacrtasks:v1 .
az acr repository list
コマンドを使用して、イメージが作成されてレジストリに保存されたことを確認します。az acr repository list --name $ACR_NAME --output table
出力は次の出力例のようになります。
Result ------------- helloacrtasks