ビジネス ルールの作成
ビジネス ルールは柔軟性に富んでおり、さまざまな目的で使用できるため、複雑さとスコープが大きく異なります。 次の手順に従って、ビジネス ルールを作成し、具体的なニーズに合わせて調整します。
Power AppsMaker Portal にサインインします。
テーブルを選択して、作成するリレーションシップのいずれかのテーブルを選択します。
カスタマイズ セクションでビジネス ルール タブを選択し、+ ビジネス ルールを選択します。
右上にスコープが表示されます。 既定値はエンティティです。つまり、ビジネス ルールは選択したテーブルに適用されます。
条件はルールに既に追加されています。 条件が True を返す場合は、条件の右側のチェックマークがパスになり、条件が False を返す場合は、X がパスになります。
ヒント
ビジネス ルールにさらに条件を追加するには、デザイナーで条件コンポーネントをコンポーネント タブからプラス記号 (+) までドラッグします。
条件のプロパティを設定するには、デザイナー ウィンドウで条件コンポーネントを選択し、画面右側のプロパティ タブでプロパティを設定します。 プロパティを設定すると、Microsoft Dataverse でプロパティ タブの下部に式が作成されます。この例として、ここでは条件を "与信限度額が [100000] 未満である" に設定します。
ヒント
条件に別の句 (AND または OR) を追加するには、プロパティ タブでルールの横にある + 新規を選択して新しいルールを作成し、そのルールのプロパティを設定します。 ルール ロジック列で、新しいルールを AND 句として追加するか、OR 句として追加するかを指定できます。
条件の構成が完了したら、適用を選択します。
重要
ビジネス ルールは自動保存されないため、各条件およびアクションを編集した後、適用を選択する必要があります。
アクション コンポーネントからアクションを追加するには、次の手順に従います。
アクション コンポーネントの 1 つをコンポーネント タブから条件コンポーネントの横のプラス記号 (+) までドラッグします。 条件が満たされたときにビジネス ルールによってアクションが実行されるように設定する場合は、チェック マークの横にあるプラス記号 (+) にアクションをドラッグします。条件が満たされていない場合にビジネス ルールによってアクションが実行されるように設定する場合は、X の横にあるプラス記号 (+) にアクションをドラッグします。 ここでは、条件が満たされた場合に表示方法の設定アクションを追加します。
各ステップのプロパティを設定します。
アクションのプロパティを設定するには、デザイナー ウィンドウでアクション コンポーネントを選択し、プロパティ タブでプロパティを設定します。ここでは、このアクションで与信限度額の VP 承認者フィールドを非表示にします。
プロパティの設定が完了したら、適用を選択します。
アクション バーでビジネス ルールを検証するには、検証を選択します。
保存を選択して、ビジネス ルールを保存します。
アクティブ化を選択した後、再度アクティブ化を選択してプロセスをアクティブ化します。
ヒント
デザイナー ウィンドウでビジネス ルールを操作するときは、次のヒントを参考にしてください。
スナップショット - ビジネス ルール ウィンドウにあるすべてのもののスナップショットを撮影するには、アクション バーのスナップショットを選択します。 これは、チーム メンバーとビジネス ルールを共有して、コメントをもらう場合などに便利です。
プロセスのさまざまな部分をすばやく参照するには、ミニマップを使用します。 ミニマップは、画面外にスクロールする必要がある複雑なプロセスがあるときに便利です。
ビジネス ルールに条件、アクション、ビジネスのレコメンデーションを追加すると、そのビジネス ルールのコード (テキスト ビュー) が作成され、デザイナー ウィンドウの下部に表示されます。 このコードは読み取り専用です。