演習 - BLOB トリガーの作成
このユニットでは、BLOB が作成または更新されるときに、その名前とサイズを表示する Azure 関数を作成します。
BLOB トリガーを作成する
既存の Azure Functions アプリケーションを引き続き使用し、BLOB トリガーを追加してみましょう。
サンドボックスのアクティブ化に使用したものと同じアカウントを使って、Azure portal にサインインします。
[Azure サービス] で [すべてのリソース] を選択します。 [すべてのリソース] ペインが表示されます。
[種類] 列で識別された関数アプリを選択します。 [関数アプリ] ウィンドウが表示されます。
画面の中央にある [関数] タブを選択してください。
[関数] タブの上部にある [作成] ボタンを選択してください。[関数の作成] ペインが表示されます。
[テンプレートの選択] で、[Azure Blob Storage trigger](Azure Blob Storage トリガー) を選択します。
"拡張機能がインストールされていません" というメッセージが表示される場合は、[インストール] を選択します。 依存関係のインストールには数分かかる場合があります。 インストールが完了するまで待ってから続行します。
[テンプレートの詳細] の [新しい関数] フィールドでは、既定値をそのまま使用します。
[パス] フィールドでは、既定値をそのまま使用します。
[ストレージ アカウント接続] ドロップダウン リストで、[新規] リンクを選択します。 [新しいストレージ アカウント接続] ダイアログ ボックスで、この関数アプリのストレージ アカウントを選択し、[OK] を選択します。
[作成] を選択して、関数を作成します。
BLOB コンテナーを作成する
BLOB トリガーが作成されたので、ストレージ ブラウザーを使用して、BLOB を作成し、関数をトリガーしてみましょう。
新しいタブで使用した (または作成した) ストレージ アカウントを開きます。
ヒント
ほとんどのブラウザーでタブを複製できます。タブを右クリックし、メニューから [複製] を選択します。 今回、使用中の 2 つのサービスを切り替えることができるように新しいタブを使用します。
Azure portal の [Azure サービス] で、[リソースの作成] を選択します。 [すべてのリソース] ペインが表示されます。
[種類] 列で識別されたストレージ アカウントを選択します。 [ストレージ アカウント] ペインが表示されます。
中央のメニュー ペインで、[ストレージ ブラウザー] を選択します。 [ストレージ ブラウザー] ペインが表示され、そこで BLOB とファイルを操作できます。
BLOB トリガーで監視されるのは、[パス] フィールドに示されている場所のみであることに注意してください。 既定では、パスは次のようになります。
samples-workitems/{name}
samples-workitems という名前のコンテナーを作成するには:
[BLOB コンテナー] を選択し、[コンテナーの追加] を選択します。 [新しいコンテナー] ウィンドウが表示されます。
[名前] フィールドに samples-workitems を入力し、[パブリック アクセス レベル] フィールドは既定の設定である [プライベート] のままで [作成] を選択してください。
BLOB トリガーを有効にする
これで、監視するコンテナーが作成されたので、BLOB の作成時に出力を確認するために関数を実行してみましょう。
Azure 関数のあるブラウザー タブに戻ります (またはもう一度開きます)。
画面の中央にある [関数] タブで BLOB トリガーを選択してください。 左側のメニュー ウィンドウの [開発者] で、[コードとテスト] を選択します。
必要に応じて、画面の下部にある [ログ] タブを展開します。
[アプリの分析情報ログ] ドロップダウンを選択し、[ファイルシステム ログ] を選択します。 [ファイルシステム ベースのログに切り替えています...] メッセージが表示されたら、[OK] を選択します。
BLOB を作成する
BLOB トリガーが有効になっており、アクティビティをリッスンしています。 ログ メッセージを取得しているかどうかを確認するために、BLOB を作成してみましょう。
ストレージ ブラウザーのあるブラウザー タブに戻ります。
ストレージ ブラウザーで、[BLOB コンテナー] 一覧から [samples-workitems] コンテナーを選択します。
一覧の上部にある [認証方法] リンクの [アクセス キーに切り替える] を選択します。
上部のメニュー バーで、[アップロード] を選択します。 [BLOB のアップロード] ペインが開きます。
[ファイル]フィールドで、コンピューターの任意のファイルを選択します。
[アップロード] を選択します。
[Azure Function] タブに戻り、どのファイルがアップロードされたか表示するメッセージを出力ログで確認します。 ご利用の BLOB トリガーが自動的に実行されるはずです。 上部のメニュー バーで [テストと実行] を選択してから、関数ペインで [実行] を選択した場合、[テスト] 要求本文で指定されている既定値により、エラーになる可能性があります。 テストを正常に実行するには、要求の [本文] ペインの [入力] タブで、パスを有効なファイルのパスに変更する必要があります。