Azure Virtual Machines のリモート管理を検討する
Azure Virtual Machines 計画ガイドにあるように、Azure Virtual Machines 内に接続する基本的な方法は 2 つあります。
- Jumpbox 仮想マシン上のパブリック エンドポイント経由で接続する。
- VPN または Azure ExpressRoute 経由で接続します。
VPN または ExpressRoute 経由でのサイト対サイト接続は運用環境シナリオでは必須です。 このタイプの接続は、SAP ソフトウェアが使用されている場合に運用環境シナリオにフィードする非運用環境シナリオでも必要です。
Azure Automation
Azure Automation では、Azure クラウド内のクラウドベースのマネージド DSC プル サーバーを使用して、Desired State Configuration 機能が提供されます。 それは、割り当てられている構成からノードが逸脱した場合などの重要なイベントをユーザーに通知する豊富なレポートを提供します。 クラウドやオンプレミスにある物理マシンや仮想マシン (Windows または Linux) の構成を監視し、自動的に更新できます。 Azure Automation には、ユーザーが定義したスケジュールで Azure Virtual Machines を開始および停止する組み込みソリューションも含まれています。
SAP Landscape Management (LaMa)
SAP LaMa は、SAP ランドスケープを運用、監視、更新するために多くのお客様がご利用になっています。 SAP LaMa 3.0 SP05 以降には、Azure へのコネクタが既定で付属しています。 このコネクタを使用すると、仮想マシンの割り当ての解除と起動、マネージド ディスクのコピーと再配置、およびマネージド ディスクの削除を行うことができます。 このような基本操作では、SAP LaMa を使用して SAP システムの再配置、コピー、複製、および更新を行うことができます。