SharePoint を使用した Power Apps のカスタマイズ

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SharePoint を使用して Power Apps をカスタマイズすると、さまざまな列タイプを選択できるようになります。 これらの列タイプには、テキスト、数値、日付、選択肢オプション、添付ファイルなど、SharePoint に保存できるさまざまなデータのタイプがあります。 列タイプごとに目的と形式があるため、情報を効果的に整理して保存することができます。

Power Apps では、SharePoint のこれらの列タイプに対応するさまざまなコントロールを使用できます。 コントロールは、アプリのユーザー インターフェイスの構成要素です。 たとえば、Power Apps でテキスト入力コントロールを使用して、SharePoint のテキスト列、日付列の日付ピッカー コントロール、選択肢列のドロップダウン コントロールなどとやり取りできます。 これらのコントロールは、SharePoint の列に保存されているデータを表示したり、操作したりするのに役立ちます。

Power Apps には、SharePoint のデータを編集および保存するためのシームレスな統合が用意されています。 ユーザーが SharePoint データを編集および更新できるように、Power Apps でフォームを作成できます。 フォームには、個々のレコードを表示および変更するための使いやすいインターフェイスが用意されています。 SharePoint に保存されているデータをユーザーが変更できるように、フォームをデザインしてテキスト入力、ドロップダウン メニュー、日付ピッカー、ボタンなどの各種コントロールを含めることができます。

ギャラリーは、SharePoint とうまく連動する Power Apps の強力な機能です。 ギャラリーを使って、SharePoint の複数のレコードをリストのような形式で表示できます。 ギャラリーのレイアウトと外観をカスタマイズし、SharePoint の特定の列を表示できます。 たとえば、SharePoint の列から取得したタイトル、説明、図を示す各項目を含むギャラリーを表示できます。 ユーザーは、ギャラリーを操作し、レコードを表示、選択したり、レコード間を移動したりできます。

これらの各種列タイプ、コントロール、ギャラリー、フォームを使用することにより、SharePoint とシームレスに統合されるカスタマイズされた Power Apps アプリケーションを作成できます。 その結果、SharePoint データを効果的に操作し、情報の編集や保存が簡単にできるインターフェイスを提供して、見て分かりやすい形でレコードを表示することができるようになります。

次のビデオでは、Power Apps を使用して SharePoint サイトのカスタム フォームを作成する方法や、既存の SharePoint リストを利用してスタンドアロンのアプリケーションを作成する方法を詳しく解説しています。 次のユニットでは、手順に沿って SharePoint リストを利用してアプリケーションを作成します。