外部サービスとの接続の有効化

  • 4 分

データ エンティティと OData を利用すると、財務と運用アプリを複数の外部サービスに接続できます。 ただし、そのためには、サービスが Microsoft Entra ID に登録されている必要があります。

Microsoft Entra ID にサービスを登録するには、次の手順を実行します。

  1. Azure portal の Microsoft Entra ID タブに移動します。
  2. プロパティを選択し、ディレクトリ ID フィールドのテナント ID をメモします。 Microsoft Entra ID 認証トークンを取得するために、後でテナント ID が必要になります。
  3. Microsoft Entra ID タブで、アプリの登録を選択します。
  4. 新しいアプリの登録を選択します。
  5. 登録する外部アプリケーションを識別する名前を入力します。 共有シークレットを使用して認証を行うアプリケーションの場合は、Web アプリ/API を選択します。
  6. 新しいアプリケーションを選択し、アプリケーション ID をコピーします。
  7. 必要なアクセス許可を選択します。
  8. 追加を選択します。
  9. API を選択しますを選択します。
  10. Microsoft Dynamics ERP (Microsoft ERP) を選択します。
  11. 委任されたアクセス許可で、少なくとも次のオプションを選択する必要があります。
    • Access Dynamics AX カスタム サービスにアクセスする
    • Dynamics AX データにアクセスする
    • 組織のユーザーとして Dynamics AX オンラインにアクセスする
  12. 完了を選択します。
  13. キーを選択します。
  14. 表示されるダイアログ ボックスで説明を入力し、期限の値を有効期限なしに設定します。
  15. 保存を選択します。

Microsoft Entra ID でサービスを登録したら、次の手順を使用して財務と運用アプリにサービスを登録する必要があります。

  1. 財務と運用アプリで、システム管理 > セットアップ > Microsoft Entra ID アプリケーションの順に移動します。
  2. 新規を選択します。
  3. クライアント ID フィールドに Microsoft Entra ID で登録したアプリケーション ID を入力します。
  4. 名前フィールドにアプリケーションの名前を入力します。
  5. ユーザー ID フィールドで適切なサービス アカウントのユーザー ID を選択します。
  6. レコードを保存します。