Azure PowerShell を使用して Azure 関連のストレージを管理する
Azure PowerShell を使用して、Azure 関連のストレージを管理できます。 ストレージ アカウントがない場合は、ストレージの管理を開始する前に、まずはストレージ アカウントを作成する必要があります。 通常、ストレージ アカウントは、Azure 仮想マシン (VM) などの他の Azure リソースを作成するときに自動的に作成されます。
New-AzStorageAccount を使用すると、ローカル冗長ストレージ (LRS) レプリケーションで標準の汎用ストレージ アカウントを作成することができます。 次に、使用するストレージ アカウントを定義するストレージ アカウント コンテキストを取得します。 ストレージ アカウントを操作するときは、資格情報を繰り返し渡すのではなく、このコンテキストを参照します。 次の例を使用して、LRS と BLOB 暗号化機能 (既定で有効になります) を持つ mystorageaccount というストレージ アカウントを作成します。
$storageAccount = New-AzStorageAccount -ResourceGroupName $resourceGroup `
-Name "mystorageaccount" `
-SkuName Standard_LRS `
-Location $location `
$ctx = $storageAccount.Context
BLOB は常にコンテナーにアップロードされます。 コンピューター上のファイルをフォルダーで整理するように、BLOB のグループを整理できます。
コンテナー名を設定し、New-AzStorageContainer を使用してコンテナーを作成します。 BLOB アクセス許可を設定して、ファイルのパブリック アクセスを許可します。 次の例でのコンテナー名は quickstartblobs です。
$containerName = "quickstartblobs"
New-AzStorageContainer -Name $containerName -Context $ctx -Permission blob
Azure Storage アカウントを変更するには、Set-AzStorageAccount コマンドレットを使用します。 このコマンドレットを使用して、アカウントの種類を変更したり、顧客ドメインを更新したり、ストレージ アカウントでタグを設定したりすることができます。
たとえば、ストレージ アカウントの種類を設定するには、次のコマンドを使用する必要があります。
Set-AzStorageAccount -ResourceGroupName "MyResourceGroup" -AccountName "mystorageaccount" -Type "Standard_RAGRS"
既存のストレージ アカウントのカスタム ドメインを設定するには、次のコマンドを使用します。
Set-AzStorageAccount -ResourceGroupName "MyResourceGroup" -AccountName "mystorageaccount" -CustomDomainName "www.contoso.com" -UseSubDomain $True
その他の参考資料: Azure Storage の管理に使用できるコマンドレットの詳細については、「Az.Storage」を参照してください。