演習 - 高度なコマンドを使用する - Training

5 分

いくつかの Markdown と、宇宙船を起動するためのウィジェットを含む基本的なノートブックを作成しました。しかし、ノートブックで実行できることは他にもたくさんあります。

宇宙船のマニュアルで、船の日々の統計グラフを作成しましょう。ノートブックでは、あらゆる種類の興味深いグラフを作成できます。これは、宇宙飛行士に限らず、データサイエンティストや機械学習エンジニアにとっても便利です。 Python でチャートやグラフを作成するための一般的なライブラリである Matplotlib を使用して、宇宙船の酸素レベルを示すグラフを作成します。

視覚エフェクトを作成する

いくつかのモックデータを含む棒グラフを作成して、船内の酸素レベルをプロットする方法を示します。これを行うには、さらにいくつかのライブラリが必要です。

numpy をインストールします。
```
pip install numpy
```
matplotlib をインストールします。
```
pip install matplotlib
```
表示させる情報を記す Markdown ブロックを作成します。
```
## Oxygen levels

Display ten minutes of oxygen levels in your ship.
```
新しいコードブロックを作成し、numpy と matplotlib の 2 つのライブラリをインポートします。それらを使用して棒グラフを作成します。
```
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
data = np.random.default_rng(12345)
oxy_nums = data.integers(low=0, high=10, size=10)

plt.bar(range(len(oxy_nums)), oxy_nums)
plt.show()
```
もちろん、このデータは実際のデータのモックアップであり、numpy を使用して 1 から 10 までの 10 個の整数の配列を作成しています。
コードを実行します。

ヒント

ノートブックでイメージをレンダリングするには、プレゼンテーションを image/png に変更する必要がある場合があります。

棒グラフは次のように表示されます。

ヒント

ノートブックのグラフイメージにマウスポインターを合わせると、そのグラフを .png ファイルの画像としてローカルコンピューターに保存し、後で参照することができます。

宇宙船の計算を実行する

次に、船が適切な速度になるまでに要する時間を示しましょう。注釈を付け、船の初速、目的の終速、および加速度 (メートル毎秒) を入力できる方程式を作成します。

式を説明する Markdown ブロックを作成します。

## Ship's velocity

Show the seconds needed to get from 0 to 60 meters per second, given the ship's acceleration in meters per second.

式のコードブロックを追加します。

endVelocity = 60
startVelocity = 0
acceleration = 9.8

time = (endVelocity - startVelocity) / acceleration
print("Time to reach desired velocity = ", time)

コードブロックを実行して、目的の速度に達するまでの時間を導きます。
初速と終速の値、あるいは加速度を調整して、宇宙船のパフォーマンスを判断します。

ヒント

変数にいくつか異なる値を加えて、式の結果に与える影響を確認してみてください。

おめでとうございます。宇宙船に関する有用な情報を示す船のマニュアルが正しく作成されました。すべてが Jupyter Notebook に含まれており、きちんと注釈が付き、適切に表示されるので、把握するのに苦労はないでしょう。点火スイッチまで付いています。 Jupyter Notebook は、あらゆる種類のデータや小さなユーザーインターフェイスを表示するのに便利な方法です。

続行

演習 - 高度なコマンドを使用する

視覚エフェクトを作成する

宇宙船の計算を実行する

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