はじめに
Bicep モジュールを使うと、関連するリソースのセットを定義した、構成可能で再利用可能なファイルを作成できます。 その後はそれらのモジュールをデプロイ テンプレートで使います。
組織内で Bicep コードを使用して作業していると、同僚にも役立つ再利用可能なモジュールを作成することがよくあります。 これらのモジュールでは、組織の要件に合ったリソースを作成できます。 たとえば、モジュールでは、定義されている名前付け規則を使用し、セキュリティ要件を満たすようにリソースを構成できます。 プライベート Bicep レジストリには、このようなモジュールを組織内で共有するできる簡単な方法が用意されています。
シナリオ例
お客様は、玩具の企業において Azure インフラストラクチャをデプロイおよび構成する責任を負うものとします。 あなたは、あるおもちゃの商品開発チームと連携して、Bicep モジュールのセットを作成したことが過去にあります。 作成したのは、Web サイトをデプロイするモジュールと、コンテンツ配信ネットワーク (CDN) をデプロイするもう 1 つのモジュールです。
独自のデプロイに同じモジュールを再利用できるか、別のチームのメンバーに質問されました。 作っているのは新しいおもちゃの犬です。その商品をソーシャル メディアで宣伝するために、Web サイトと CDN をデプロイする必要があります。
あなたは各チームにメールでモジュールを送信することも考えましたが、アクセスの制御方法やさまざまなバージョンの管理方法が心配です。 モジュールを組織全体で共有する方法を見つけて、どのチームからも今後のデプロイに再利用しやすくしたいと考えています。
学習内容
このモジュールでは、モジュールを共有するためのプライベート レジストリについて学習します。 独自のプライベート レジストリを作成する方法と、そこにモジュールを発行する方法について確認します。 また、プライベート レジストリからモジュールを使う方法についても学習します。///また、プライベート レジストリからモジュールを使う方法も学習します。
主な目標
このモジュールを完了すると、プライベート レジストリを作成し、そこにモジュールを発行し、そこからモジュールを使用できるようになります。