Power Pages で Web サイトを使用する

Power Pages の作成者は、サイト作成時間のほとんどを Power Pages デザイン スタジオで費やします。 作成者は、デザイン スタジオ の機能についてと、その使用に関する制限事項について完全に理解しておくことが重要です。 このモジュールでは、デザイン スタジオに関する理解と、デザイン スタジオを使用してサイトを作成およびカスタマイズする方法に焦点を当てて説明します。 Power Pages デザイン スタジオを使用すると、ページ、レイアウト コンポーネント、静的コンテンツ、カスタム CSS ファイル、リスト、Dataverse に接続したフォームを追加し、構成できます。

Power Pages の作成者は、サイト作成時間のほとんどを Power Pages デザイン スタジオで費やします。 そのため、デザイン スタジオの機能および制限を理解することは重要です。 Power Pages のデザイン スタジオには、ビジネス データを作成および管理するデータ ワークスペースや、サイトのセキュリティと動作を構成する設定ワークスペースが含まれています。 このモジュールでは、デザイン スタジオを使用したセキュアな Dataverse データ駆動型ページの構築に重点を置いて説明します。

作成者は Power Pages メタデータ コンポーネントを理解して、Web サイトをさまざまな固有の要件に応じて設定する必要があります。 このモジュールでは、ポータル管理アプリを使用して、Web サイト メタデータを編集することにより、さまざまな Web サイト機能を設定します。

Power Pages Web サイトを実装する主なメリットは、Dataverse のデータを Web サイトに簡単に表示して操作することができるという点です。 Dataverse データを表示するための方法がいくつか用意されています。 これらのさまざまなオプションについて学習して理解することが、ポータル実装の成功につながります。 このモジュールでは、リスト、フォーム、およびマルチステップ フォームを設定して、強力な Web アプリケーションを構築するために使用できる手法に焦点を絞って説明します。

Liquid は、Power Pages にネイティブで統合されるオープンソースのテンプレート言語です。 これは、Microsoft Dataverse と、ブラウザーに送信される HTML 出力またはテキスト出力との橋渡しを行います。 Liquid を使用すると、ページに動的コンテンツを追加したり、さまざまなカスタム テンプレートを作成したりできます。 また Liquid は、Web サイトによって明示的に許可されているデータと操作だけにアクセスを提供します。

パブリック Web ページでの Microsoft Dataverse 公開の概念は、さまざまなビジネス要件に対応する上で魅力的です。 ただし、プライベートまたは機密性の高いデータの公開を避けるために、慎重な考慮が必要になります。 このモジュールでは、Web サイトのセキュリティ設定について学習します。静的コンテンツと動的コンテンツの両方を保護し、特定の対象者に対する可視性を制限する方法を説明します。

Power Pages Web サイトの設計と構築時に、Power Pages の作成者は特定の詳細情報を考慮する必要があります。 Web サイト ソリューションを実装するには、顧客に関する特定のビジネス要件およびニーズを把握しておく必要があります。 良い Web サイトを作成するには、シンプルで適切な設計に加え、地理的な場所、言語、およびユーザー補助に関するニーズについて考慮する必要があります。 さらに、Web サイトのメタデータをソース管理にバックアップし、体系的で一貫した方法でテスト環境と運用環境に展開する必要があります。