Azure Windows 仮想マシンをアクティブ化するときのエラー 0xC004FD01 または 0xC004FD02

適用対象: ✔️ Windows VM

この記事では、Azure Windows 仮想マシン (VM) をアクティブ化しようとしたときに発生するエラー 0xC004FD01または0xC004FD02の解決策について説明します。

現象

Azure Windows VM をアクティブ化しようとすると、次のサンプルのようなエラー メッセージが表示されます。

コード:
0xC004FD01
説明:
Windows は、サポートされている Microsoft Hyper-V 仮想化プラットフォームで実行されていません。

コード:
0xC004FD02
説明:
ホスト コンピューターで Windows がアクティブ化されていません。 システム管理者に連絡してください。

原因

VM は、Azure ではサポートされていない仮想マシンの自動ライセンス認証 (AVMA) を使用してアクティブ化するように構成されています。

この問題は次のいずれかのシナリオで発生します。

  • VM は、最初はオンプレミスまたは別のクラウド環境で実行され、その後 Azure に移行されます。

  • Azure にデプロイされた後、VM に AVMA アクティブ化キーが構成されます。

AVMA 構成を確認するには、管理者としてコマンド プロンプトを開き、 slmgr /dlv コマンドを実行します。 コマンドの実行後、 Windows スクリプト ホスト ウィンドウが表示されます。

[Windows スクリプト ホスト] ウィンドウのスクリーンショット。

Description 行の "VIRTUAL_MACHINE_ACTIVATION" テキストは、AVMA アクティブ化メソッドが使用されることを意味します。

解決策

この問題を解決するには、アクティブ化キーを更新して、アクティブ化方法を AVMA から キー管理サービス (KMS) に変更します。 KMS は、Azure でサポートされているアクティブ化方法です。 そのためには、次のコマンドを実行します。

slmgr /ipk <product key>

Note

<product key>を、使用するプロダクト キーに属する 25 文字または数字に置き換えます。 KMS を使用する場合、これらのキーは KMS キーに一覧表示されます。

キーが正常に入力されると、"インストールが成功しました" というメッセージが表示されます。 この時点で、アクティブ化は自動的に行われます。 次のコマンドを実行して、ライセンス認証を手動でトリガーすることもできます。

slmgr /ckms
slmgr /skms azkms.core.windows.net:1688
slmgr /ato

これらのコマンドは、Azure KMS ホストのアクティブ化を要求します。

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