winrt::event_token 構造体 (C++/WinRT)

イベント処理デリゲートをイベントに登録するときに返されるトークン。は、同じデリゲートの登録を取り消すために使用できます。 イベントの処理とコード例の詳細については、「C++/WinRTのデリゲートを使用してイベントを処理する」を参照してください。

構文

struct event_token

必要条件

サポートされる最小 SDK: Windows SDK バージョン 10.0.17134.0 (Windows 10 バージョン 1803) を

Namespace: winrt

ヘッダー: %WindowsSdkDir%Include<WindowsTargetPlatformVersion>\cppwinrt\winrt\base.h (既定で含まれます)

データ メンバー

機能 形容
event_token::value データ メンバー イベントに対するデリゲートの登録を一意に表す不透明な数値。

メンバー演算子

演算子 形容
event_token::operator bool event_token オブジェクトが有効で初期化されているかどうかを確認します。

Free 演算子

演算子 形容
operator== (等値演算子) 2 つのパラメーターが互いに等しいかどうかを示す値を返します。

event_token::operator bool

event_token オブジェクトが有効で初期化されているかどうかを確認します。

構文

explicit operator bool() const noexcept;

戻り値

true event_token オブジェクトが有効で初期化されている場合 (value フィールドの値が 0 でない場合)、それ以外の場合は false

event_token::value データ メンバー

イベントに対するデリゲートの登録を一意に表す不透明な数値。

構文

int64_t value{};

operator== (等値演算子)

2 つのパラメーターが互いに等しいかどうかを示す値を返します。

構文

inline bool operator==(winrt::event_token const& left, winrt::event_token const& right) noexcept;

パラメーター

left right 他のパラメーターと比較する event_token 値です。

戻り値

2 つのパラメーターが互いに等しい場合は true し、それ以外の場合は false

関連項目

  • winrt 名前空間 を する
  • C++/WinRT でデリゲートを使用してイベントを処理する
  • winrt::event 構造体テンプレート の