IDebugProperty2::GetExtendedInfo

プロパティの拡張情報を取得します。

構文

int GetExtendedInfo ( 
   ref Guid guidExtendedInfo,
   out object pExtendedInfo
);

パラメーター

guidExtendedInfo
[入力] 取得する拡張情報の種類を決定する GUID。 詳細については、「解説」を参照してください。

pExtendedInfo
[出力] 拡張プロパティ情報を取得するために使用できる VARIANT (C++) またはオブジェクト (C#) を返します。 たとえば、このパラメーターは IUnknown インターフェイスを返す場合があり、このインターフェイスをクエリして IDebugDocumentText2 インターフェイスを取得できます。 詳細については、「解説」を参照してください。

戻り値

成功した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。 取得する拡張情報がない場合は、S_GETEXTENDEDINFO_NO_EXTENDEDINFO を返します。

解説

このメソッドの存在目的は、GetPropertyInfo メソッドを呼び出して取得するのに適していない情報を取得することです。

次の GUID は通常、このメソッドによって認識されます (どのアセンブリでも名前を使用できないため、C# の場合は GUID 値が指定されます)。 内部使用のために追加の GUID を作成できます。

名前 GUID 説明
guidDocument {3f98de84-fee9-11d0-b47f-00a0244a1dd2} ドキュメントへの IUnknown インターフェイスを返します。 通常、IDebugDocumentText2 インターフェイスは、この IUnknown インターフェイスから取得できます。
guidCodeContext {e2fc65e-56ce-11d1-b528-00aax004a8797} ドキュメント コンテキストへの IUnknown インターフェイスを返します。 通常、IDebugDocumentContext2 インターフェイスは、この IUnknown インターフェイスから取得できます。
guidCustomViewerSupported {d9c9da31-ffbe-4eeb-9186-23121e3c088c} 通常は式エバリュエーターによって実装される、カスタム ビューアーの CLSID を含む文字列を返します。
guidExtendedInfoSlot {6df235ad-82c6-4292-9c97-7389770bc42f} このプロパティがマネージド コードのローカル アドレスを表す場合、目的のスロット番号を表す 32 ビットの数値を返します。
guidExtendedInfoSignature {b5fb6d46-f805-417f-96a3-8ba737073ffd} プロパティ オブジェクトに関連付けられている変数の署名を含む文字列を返します。

関連項目