レジストリ設定を使用してプライベート ギャラリーを管理する
Visual Studio 拡張機能の管理者または開発者は、Visual Studio ギャラリー、サンプル ギャラリー、またはプライベート ギャラリー内のコントロール、テンプレート、およびツールへのアクセスを制御できます。 ギャラリーを利用できるようにする、または使用できないようにするには、変更するレジストリ キーとその値を記述した .pkgdef ファイルを作成します。
プライベート ギャラリーを管理する
複数のコンピューター上にあるギャラリーへのアクセスを制御するために、.pkgdef ファイルを作成できます。 このファイルは、次の形式にする必要があります。
[$RootKey$\ExtensionManager\Repositories\{UniqueGUID}]
@={URI} (REG_SZ)
Disabled=0 | 1 (DWORD)
Priority=0 (highest priority) ... MaxInt (lowest priority) (DWORD) (uint)
Protocol=Atom Feed|Sharepoint (REG_SZ)
DisplayName={DisplayName} (REG_SZ)
DisplayNameResourceID={ID} (REG_SZ)
DisplayNamePackageGuid={GUID} (REG_SZ)
Repositories
キーは、有効または無効にするギャラリーを参照します。 Visual Studio ギャラリーとサンプル ギャラリーでは、次のリポジトリ GUID を使用します。
Visual Studio ギャラリー: 0F45E408-7995-4375-9485-86B8DB553DC9
サンプル ギャラリー: AEB9CB40-D8E6-4615-B52C-27E307F8506C
Disabled
値はオプションです。 既定では、ギャラリーは有効になっています。Priority
値では、[オプション] ダイアログ ボックスでギャラリーが表示される順序を決定します。 Visual Studio ギャラリーの優先度は 10 で、サンプル ギャラリーの優先度は 20 です。 プライベート ギャラリーは、優先度 100 で開始します。 複数のギャラリーに同じ優先度値が設定されている場合、それらが表示される順序は、ローカライズされたDisplayName
属性の値によって決まります。Protocol
値は、Atom ベースまたは SharePoint ベースのギャラリーで必須です。DisplayName
、またはDisplayNameResourceID
とDisplayNamePackageGuid
の両方を指定する必要があります。 すべてを指定した場合は、DisplayNameResourceID
とDisplayNamePackageGuid
のペアが使用されます。
.pkgdef ファイルを使用して Visual Studio ギャラリーを無効にする
.pkgdef ファイルでギャラリーを無効にすることができます。 次のエントリでは、Visual Studio ギャラリーを無効にします。
[$RootKey$\ExtensionManager\Repositories\{0F45E408-7995-4375-9485-86B8DB553DC9}]
"Disabled"=dword:00000001
次のエントリでは、サンプル ギャラリーを無効にします。
[$RootKey$\ExtensionManager\Repositories\{AEB9CB40-D8E6-4615-B52C-27E307F8506C}]
"Disabled"=dword:00000001