ListMemory コマンド
指定範囲のメモリの内容を表示します。
構文
Debug.ListMemory [/ANSI|Unicode] [/Count:number] [/Format:formattype]
[/Hex|Signed|Unsigned] [expression]
引数
expression
省略可能。 メモリの表示を開始するメモリ アドレス。
スイッチ
/ANSI|Unicode
省略可能。 メモリを、メモリ バイトに対応する ANSI 文字または Unicode 文字として表示します。
/Count:number
省略可能。 表示するメモリを expression
からのバイト数で指定します。
/Format:formattype
省略可能。 [メモリ] ウィンドウにメモリ情報を表示する場合の形式の種類は、OneByte、TwoBytes、FourBytes、EightBytes、Float (32 ビット)、または Double (64 ビット) を指定できます。 OneByte を使用する場合、/Unicode
は使用できません。
/Hex|Signed|Unsigned
省略可能。 数字の表示形式を、符号付き、符号なし、または 16 進数のいずれかに指定します。
解説
すべてのスイッチを指定して完全な Debug.ListMemory コマンドを記述する代わりに、特定のスイッチが指定された値に事前に設定された定義済みのエイリアスを使用してコマンドを起動することもできます。 以下に例を示します。
>Debug.ListMemory /Format:float /Count:30 /Unicode
上のコードを入力する代わりに、次のように記述できます。
>df /Count:30 /Unicode
Debug.ListMemory コマンドで使用できるエイリアスの一覧を以下に示します。
エイリアス | コマンドおよびスイッチ |
---|---|
d | Debug.ListMemory |
da | Debug.ListMemory /Ansi |
db | Debug.ListMemory /Format:OneByte |
dc | Debug.ListMemory /Format:FourBytes /Ansi |
dd | Debug.ListMemory /Format:FourBytes |
df | Debug.ListMemory /Format:Float |
dq | Debug.ListMemory /Format:EightBytes |
du | Debug.ListMemory /Unicode |
例
>Debug.ListMemory /Format:float /Count:30 /Unicode