/UseEnv (devenv.exe)
Visual Studio を起動し、コンパイルのための特定の環境変数を読み込みます。
注意
このスイッチは、C++ によるデスクトップ開発ワークロードと共にインストールされます。
構文
devenv /UseEnv {SolutionName|ProjectName}
引数
SolutionName
ソリューション ファイルの完全パスと名前。
ProjectName
プロジェクト ファイルの完全パスと名前。
注釈
このスイッチは、Visual Studio IDE の [VC++ ディレクトリ]のプロジェクト プロパティに影響します。 /UseEnv
スイッチを指定した場合、[VC++ ディレクトリ] ノードに PATH、INCLUDE、LIBPATH、および LIB 環境変数の値が表示されます ( [ソース ディレクトリ] と [除外ディレクトリ] の値も表示されます)。それ以外の場合、このノードでは環境変数が 5 つのディレクトリ値実行可能ファイル ディレクトリ、インクルード ディレクトリ、参照ディレクトリ、ライブラリ ディレクトリ、ライブラリ WinRT ディレクトリに置き換えられます
ヒント
プロジェクトのプロパティにアクセスするには、C++ プロジェクトを右クリックして [プロパティ] を選択します。 [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスで、[構成プロパティ] を選択してから [VC++ ディレクトリ] を選択します。
このスイッチでプロジェクト名を指定すると、プロジェクトの親ソリューション内のすべてのプロジェクトの環境変数が表示されます。
例
次の例では、Visual Studio を起動し、環境変数を MySolution
ソリューションのプロパティ ページに読み込みます。
devenv.exe /useenv "%USERPROFILE%\source\repos\MySolution\MySolution.sln"