ドメイン固有言語ツールのユーザー インターフェイスの概要
Visual Studio でドメイン固有言語ツール (DSL ツール) ソリューションを初めて開いたとき、ユーザー インターフェイスは、次の図のようになります。
次の表では、UI の各部を使用する方法について説明します。
Element | 定義 |
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ダイアグラム | ダイアグラムにはドメイン モデルが表示されます。 ダイアグラムには 2 つの面があります。 一方の面では、モデルに含まれる要素の種類を定義します。 もう一方の面では、モデルが画面にどのように表示されるかを定義します。 |
ツールボックス | ツールボックスからツールをドラッグして、ドメイン クラスとシェイプの種類をダイアグラムに追加します。 リレーションシップ、コネクタ、シェイプ マップを追加するには、ツールをクリックし、ダイアグラムのソース ノードをクリックしてからターゲット ノードをクリックします。 |
DSL エクスプローラー | DSL エクスプローラーは、DSL 定義がアクティブなウィンドウのときに表示されます。 DSL がツリーとして表示されます。 DSL エクスプローラーを使用して、ダイアグラムに表示されていないモデルの機能を編集できます。 たとえば、DSL エクスプローラーを使用して、ツールボックス項目を追加したり、検証プロセスを有効にしたりできます。 |
DSL の詳細ウィンドウ | DSL の詳細ウィンドウには、要素の表示方法と、要素がコピーおよび削除される方法を制御するための、ドメイン モデルの要素のプロパティが示されます。 - 既定では、DSL の詳細ウィンドウは、[エラー一覧] ウィンドウと [出力] ウィンドウの横に表示されます。 |
ドメイン モデル ダイアグラム
ドメイン モデル ダイアグラムは、2 つの部分に分かれています。 ダイアグラムの一方の面には、モデル内の要素とリレーションシップが示されます。 もう一方の面には、モデルの表示方法が示され、モデル ダイアグラムの要素とプロパティを表示するために使用されるシェイプが含まれています。 次の図は、ダイアグラムの要素を示しています。
次の表では、ドメイン モデル ダイアグラムの一部の要素について説明します。
用語 | 定義 |
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ドメイン クラス | ドメイン クラスは、モデル内の要素の種類です。 1 つのダイアグラムの中で、1 つのドメイン クラスを 2 回以上使用できます (そのクラスが複数のリレーションシップのターゲットである場合)。 ドメイン クラスを追加するには、[ツールボックス] からダイアグラムの [クラスとリレーションシップ] の面にドメイン クラス ツールをドラッグします。 |
ドメイン リレーションシップ | ドメイン リレーションシップは、モデル内の要素間をつなぐリンクの種類です。 埋め込みリレーションシップは、ターゲット要素がソース要素によって所有されている、またはソース要素に含まれていることを示し、実線として表示されます。 モデルがツリーを形成するように、モデル内のすべての要素は、1 つの埋め込みリレーションシップのターゲットである必要があります。 参照リレーションシップは、モデル要素間の一般的なリンクを示し、破線として表示されます。 どの要素も任意の数の参照リンクを持つことができます。 [ツールボックス] のツールをクリックしてリレーションシップを作成し、ソース ドメイン クラスをクリックして、ターゲット クラスをクリックします。 |
シェイプとコネクタ | シェイプは、DSL ダイアグラムでのモデル要素の表示方法を指定します。コネクタは、DSL ダイアグラムでリレーションシップを表示するために使用できる線を指定します。 シェイプまたはコネクタを作成するには、ダイアグラムのダイアグラム要素の面にツールをドラッグします。 |
シェイプ マップ | マップのシェイプは、ドメイン モデル ダイアグラムの図形をリンクする、表示されるドメイン クラスまたは表示するドメイン リレーションシップにコネクタの線として表示されます。 |