FileClassifier タスク
FileClassifier タスクは、ソース リソースのセットをアセンブリに埋め込まれるリソースとして分類します。 ローカライズできないリソースは、メイン アプリケーション アセンブリに埋め込まれます。ローカライズ可能なリソースは、サテライト アセンブリに埋め込まれます。
タスク パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
CLREmbeddedResource |
未使用。 |
CLRResourceFiles |
未使用。 |
CLRSatelliteEmbeddedResource |
未使用。 |
Culture |
省略可能な String 型のパラメーターです。 ビルドのカルチャを指定します。 ローカライズできないビルドの場合は、この値に null を指定できます。 null の場合、既定値は CultureInfo.InvariantCulture から返される小文字の値になります。 |
MainEmbeddedFiles |
省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメーターです。 メイン アセンブリに埋め込まれる、ローカライズできないリソースを指定します。 |
OutputType |
必須の String 型のパラメーターです。 指定したソース ファイルが埋め込まれるファイルの種類を指定します。 有効な値は、exe、winexe、または library です。 |
SatelliteEmbeddedFiles |
省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメーターです。 Culture パラメーターで指定されたカルチャのサテライト アセンブリに埋め込まれる、ローカライズ可能なファイルを指定します。 |
SourceFiles |
必須の ITaskItem[] 型のパラメーターです。 分類するファイルのリストを指定します。 |
解説
Culture パラメーターを設定しない場合、SourceFiles パラメーターを使用して指定したリソースは、すべてローカライズできないリソースになります。それ以外の場合は、Localizable 属性が false に設定されていない限り、ローカライズ可能なリソースになります。
例
次の例では、単一のソース ファイルをリソースとして分類し、French-Canadian (fr-CA) カルチャのサテライト アセンブリに埋め込みます。
<Project xmlns="http://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
<UsingTask
TaskName="Microsoft.Build.Tasks.Windows.FileClassifier"
AssemblyFile="C:\Program Files\Reference Assemblies\Microsoft\Framework\v3.0\PresentationBuildTasks.dll" />
<ItemGroup>
<Resource Include="Resource1.bmp" />
</ItemGroup>
<Target Name="FileClassifierTask">
<FileClassifier
SourceFiles="Resource1.bmp"
Culture="fr-CA"
OutputType="exe" />
</Target>
</Project>