MergeLocalizationDirectives タスク

MergeLocalizationDirectives タスクは、1 つ以上の XAML バイナリ形式ファイルのローカリゼーション属性とコメントを、アセンブリ全体で単一のファイルにマージします。

タスク パラメーター

パラメーター 説明
GeneratedLocalizationFiles 必須の ITaskItem[] 型のパラメーターです。

XAML バイナリ形式の個々のファイルに対するローカリゼーション ディレクティブ ファイルの一覧を指定します。
OutputFile 省略可能な String 型の出力パラメーターです。

コンパイルされたローカリゼーション ディレクティブ アセンブリの出力パスを指定します。

解説

XAML のコンテンツには、ローカリゼーション属性とコメントを追加できます。 Windows Presentation Foundation (WPF) のローカリゼーション サポートを使用すると、ローカリゼーション属性とコメントを取り出し、生成されるアセンブリとは別の .loc ファイルに格納できます。 これを行うには、LocalizationPropertyStorage 属性を使用します。 ローカリゼーション属性とコメント、および LocalizationPropertyStorage の詳細については、「ローカリゼーション属性とコメント」を参照してください。

いくつかの XAML バイナリ形式ファイルのローカリゼーション コメントを単一の .loc ファイルにマージする方法を次の例に示します。

<Project xmlns="http://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
  <UsingTask
    TaskName="Microsoft.Build.Tasks.Windows.MergeLocalizationDirectives"
    AssemblyFile="C:\Program Files\Reference Assemblies\Microsoft\Framework\v3.0\PresentationBuildTasks.dll" />
  <Target Name="MergeLocalizationDirectivesTask">
    <MergeLocalizationDirectives
      GeneratedLocalizationFiles="obj\debug\page1.loc;obj\debug\page2.loc;obj\debug\page3.loc"
      OutputFile="obj\debug\WPFMSBuildSample.loc" />
  </Target>
</Project>

関連項目