RemoveDir タスク
指定されたディレクトリと、そのディレクトリに含まれるファイルとサブディレクトリをすべて削除します。
パラメーター
RemoveDir
タスクのパラメーターの説明を次の表に示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
Directories |
必須の ITaskItem[] 型のパラメーターです。削除するディレクトリを指定します。 |
RemovedDirectories |
省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメーターです。正常に削除されたディレクトリが含まれます。 |
解説
上記のパラメーター以外に、このタスクは TaskExtension クラスからパラメーターを継承します。このクラス自体は、Task クラスから継承されます。 これらの追加のパラメーターの一覧とその説明については、「TaskExtension Base Class」を参照してください。
例
次の例では、OutputDirectory
プロパティと DebugDirectory
プロパティによって指定されるディレクトリが削除されます。 これらはプロジェクト ディレクトリの相対パスとして扱われます。
<Project xmlns="http://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2005">
<PropertyGroup>
<OutputDirectory>\Output\</OutputDirectory>
<DebugDirectory>\Debug\</DebugDirectory>
</PropertyGroup>
<Target Name="RemoveDirectories">
<RemoveDir
Directories="$(OutputDirectory);$(DebugDirectory)" />
</Target>
</Project>