エスケープする特殊文字
特殊文字は、使用するコンテキストで特別な意味を持つ場合にのみ、エスケープする必要があります。 たとえば、アスタリスク (*) は、項目定義の Include 属性と Exclude 属性、または CreateItem の呼び出しでのみ、特殊文字となります。 その他のすべての場合において、アスタリスクはリテラルのアスタリスクとして扱われます。 プロジェクト ファイルではアスタリスクをエスケープする必要はありませんが、そのようにしても問題はありません。
特殊文字の代わりに % <xx> という表記を使用します。ここで、<xx> は ASCII 文字の 16 進値を表します。 たとえば、アスタリスク (*) をリテラル文字として使用するには、値 %2A
を使用します。
エスケープする特殊文字の完全な一覧は次のとおりです。
文字 | ASCII エンコード | 説明 |
---|---|---|
% | 25% | パーセント記号は、メタデータを参照するために使用します。 |
$ | %24 | ドル記号は、プロパティを参照するために使用します。 |
@ | 40% | アット マークは、項目一覧を参照するために使用します。 |
( | %28 | 左かっこは、一覧で使用します。 |
) | %29 | 右かっこは、一覧で使用します。 |
; | %3B | セミコロンは、リスト区切り記号です。 |
? | %3F | 疑問符は、項目の Include/Exclude セクションでファイルの仕様を記述する場合のワイルドカード文字です。 |
* | %2A | アスタリスクは、項目の Include/Exclude セクションでファイルの仕様を記述する場合のワイルドカード文字です。 |
Note
シナリオによっては、Exec
タスク内で使用する場合などに、二重引用符 (") 文字をエスケープする必要があります。