CPU Insights を使用して長い待ち時間を診断する

CPU 分析情報は CPU 使用ツールのサブ機能であり、非効率的な文字列の連結など、一般的に考えられる待ち時間問題を示します。

自動分析情報の表示

CPU 使用ツールの [最上位の分析情報] セクションを見ると、CPU 詳細、分析情報、提案をすぐに確認できるため、問題の診断を続行できます。 [詳細情報] リンクには、問題を説明する詳細ドキュメントがあります。 追加の情報が必要な場合は、[ソース コードの表示] で詳細を確認できます。 選択後、呼び出しツリーが表示されます。プロセス、関数、CPU を最も使用している呼び出し元を確認できます。

[自動分析情報] が選択されている画面のスクリーンショット。

上位の関数の表示

概要ページの [上位の関数] で、呼び出された回数が多い関数を見つけることができます。これは実行時間の降順で表示されています。 合計 CPU 時間は、ある関数内で費やされた時間です。その関数で呼び出された関数があれば、それも含まれます。一方でセルフ CPU は、関数内で排他的に費やされた時間です。

[上位の関数] が選択されているスクリーンショット。

ホット パスの表示

ホット パスには、アプリケーションで CPU 時間が最も費やされた場所が表示されます。最も大きな影響を受けた場所を集中的に調査する目的で役立ちます。 パフォーマンス プロファイラーで他のツールを使用し、このコード パスを分析すると、コードを改善する方法を見つける上でも役立ちます。 たとえば、ホット パスでの割り当てを最小に抑える方法がわかれば、GC の頻度と GC で費やされる時間を減らす上で役立ちます。

[ホット パス] が選択されている画面のスクリーンショット。

AI による支援を得る

Copilot をお持ちの場合は、CPU の自動分析情報を見ている間に AI による支援を受けることができます。 [Copilot に質問する] [Copilot に質問する] ボタンのスクリーンショット。 ボタンを探してください。 これらのシナリオでは、Copilot は質問のコンテキストを既に認識しているため、ご自分でコンテキストをチャットで提供する必要はありません。 詳細については、「Copilot を使用したデバッグ」を参照してください。