Visual Studio 内での Office 機能の使用
ドキュメントレベルのプロジェクトを作成するとき、ドキュメントと関連付けられているアプリケーションは Visual Studio 内でホストされるため、ドキュメントを直接デザインして操作できます。 Visual Studio で開いた場合、Microsoft Office アプリケーションは通常、想定どおりに動作します。 ただし、アプリケーションの機能の中には、異なるものやアクセスできないものがあります。
適用対象: このトピックの情報は、Excel および Word のドキュメント レベルのプロジェクトに適用されます。 詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能」を参照してください。
ドキュメント保護
Microsoft Office Word および Microsoft Office Excel では、プロジェクトで使用できるドキュメント保護機能が用意されています。 ただし、ドキュメントが Visual Studio で開かれている間にドキュメント保護が有効になっていると、デザインを変更できない場合があります。 詳細については、「ドキュメント レベルのソリューションにおけるドキュメントの保護」を参照してください。
Information Rights Management
Information Rights Management (IRM) を、Microsoft Office Word と Microsoft Office Excel で使用できます。 IRM を使用すると、承認されていないユーザーが機密情報を表示したり、変更したりできないようにすることができます。 ただし、IRM では、コードが実行されないようにすることもできます。 詳細については、「Information Rights Management とマネージド コード拡張機能の概要」を参照してください。
パスワード保護
Microsoft Office Word 文書や Microsoft Office Excel ブックを、パスワードを知らない人が開けないように設定できます。 パスワード保護は Word と Excel では異なる方法で処理されるため、開発プロセスに影響を与える可能性があります。 詳細については、「Office ドキュメントのパスワード保護」を参照してください。