State アクティビティ デザイナー

State はステート マシンの状態を表します。

State アクティビティ デザイナーの使用

State をワークフローに追加するには、[ツールボックス][ステート マシン] セクションから [State] のアクティビティ デザイナーをドラッグして、ワークフロー デザイナー サーフェイス上の StateMachine アクティビティにドロップします。 State アクティビティは、StateMachine にドロップして遷移を後で追加できます。または遷移は、State アクティビティをドロップしたときに作成できます。 State アクティビティを追加し、1 ステップの遷移を作成するには、[ツールボックス][ステート マシン] セクションから State アクティビティをドラッグし、ワークフロー デザイナーの別の状態に置きます。 ドラッグされている State が別の State の上にある場合、もう一方の State の周囲に 4 つの三角形が表示されます。 State を 4 つの三角形のいずれかにドロップすると、ステート マシンに追加され、遷移元の State からドロップされた遷移先の State に遷移が作成されます。 詳しくは、遷移に関するページをご覧ください。

ワークフロー デザイナーでの State アクティビティのプロパティ

次の表に、ワークフロー デザイナーを使用して設定できる State のプロパティと、デザイナーでのその使用方法を示します。 これらのプロパティの中には、プロパティ グリッドで編集できるものがあります。また、その一部はデザイナー画面で編集できます。

プロパティ名 必須 使用
DisplayName False ヘッダーの State アクティビティ デザイナーの表示名を指定します。 既定値は State です。 この値は、プロパティ グリッドで編集することも、アクティビティ デザイナーのヘッダーで直接編集することもできます。 DisplayName は、ワークフロー デザイナーの上部に表示される階層リンク バーで使用されます。

DisplayName は必須ではありませんが、使用することをお勧めします。
Entry False この状態の遷移時に発生するアクションを指定します。 State アクティビティが展開されているとき、この値は [ツールボックス] からアクティビティをドラッグし、状態の [入力] セクションにドロップして設定できます。
Exit False この状態からの遷移時に発生するアクションを指定します。 State アクティビティが展開されているとき、この値は [ツールボックス] からアクティビティをドラッグし、状態の [終了] セクションにドロップして設定できます。
Transitions False State から発生する可能性のある遷移を一覧表示します。 リスト内の各項目には、関連付けられた Transition と遷移先の State へのリンクがあります。 リンクをクリックすると、デザイナーを Transition または State の展開されたビューに切り替えます。

関連項目