Reseal
Reseal
は、コンピューターが次に起動するときに監査モードで実行するか、Windows Out-of-Box Experience (OOBE) で実行するかを示します。 モードの詳細については、「構成パス」を参照してください。
Windows 10 以前では、Reseal
は特殊ケースの設定であり、auditSystem または oobeSystem 構成パスで指定されると、同じ構成パス内の他のすべての設定がスキップされました。 Windows 10 では、同じ構成パス内の他のすべての設定の後に再シールが常に処理されます。
次の表に、構成パス、モード、および強制シャットダウン動作の組み合わせごとにシナリオを示します。 構成パスに複数の結果がある場合、この表では、発生する順に結果が表示されています。
構成パス | モード値 | ForceShutdownNow 値 | 結果 |
---|---|---|---|
auditSystem |
監査 |
false |
auditSystem 構成パスを開始します。 |
auditSystem |
監査 |
true |
|
auditSystem |
OOBE |
false |
|
auditSystem |
OOBE |
true |
|
auditUser |
監査 |
false |
|
auditUser |
監査 |
true |
|
auditUser |
OOBE |
false |
|
auditUser |
OOBE |
true |
|
oobeSystem |
監査 |
false |
|
oobeSystem |
監査 |
true |
|
oobeSystem |
OOBE |
false |
oobeSystem 構成パスを開始します。 |
oobeSystem |
OOBE |
true |
|
子要素
設定 | 説明 |
---|---|
ForceShutdownNow | Mode 設定が適用された直後にコンピューターをシャットダウンするかどうかを指定します。 |
モード | コンピューターが監査モードまたは OOBE で起動するかどうかを指定します。 |
有効な構成パス
auditSystem
auditUser
oobeSystem
[親階層]
Microsoft-Windows-Deployment | Reseal
適用対象
このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、Microsoft-Windows-Deployment を参照してください。
XML の例
次の XML 出力は、非同期コマンドまたは同期コマンドを使用しない展開を示しています。
<AuditComputerName>
<MustReboot>true</MustReboot>
<Name>MyComputer</Name>
</AuditComputerName>
<ExtendOSPartition>
<Extend>true</Extend>
</ExtendOSPartition>
<Reseal>
<ForceShutdownNow>true</ForceShutdownNow>
<Mode>Audit</Mode>
</Reseal>