WillShowUI (microsoft-windows-setup-diskconfiguration-willshowui)

WillShowUI は、ディスク構成のユーザー インターフェイス (UI) を表示する状況を指定します。 DiskConfiguration の設定は、UI が表示される前に処理されますが、この値を Always または OnError に設定すると、成功または失敗の通知が表示されます。

Always (常に)

UI を常に表示することを指定します。

OnError

エラーが発生した場合にのみ UI を表示することを指定します。 これが既定値です。

Never (決してしない)

UI を表示しないことを指定します。

WillShowUI では、Windows セットアップ UI ページは表示されません。 重大なエラーが発生した場合は、エラー メッセージが表示されることがあります。 エラー メッセージが表示されないようにするには、ErrorHandler.cmd ファイルを使用して、エラーを処理するスクリプトを自動的に実行できます。 ErrorHandler.cmd の詳細については、「カスタム スクリプトを Windows セットアップに追加する」を参照してください。

有効な構成パス

windowsPE

[親階層]

microsoft-windows-setup- | DiskConfiguration | WillShowUI

適用対象

このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「microsoft-windows-setup-」を参照してください。

XML の例

次に示す DiskConfiguration 設定の XML 出力は、既存のパーティション構造を変更する方法を示しています。 可能であれば、Windows セットアップによって既定でパーティション構造が適用されます。 Windows セットアップによってパーティションの構造でエラーが検出された場合は、Windows セットアップでディスク構成 UI が表示されます。

<DiskConfiguration>

  <WillShowUI>OnError</WillShowUI> 

  <Disk wcm:action="add">
    <DiskID>0</DiskID> 
    <WillWipeDisk>false</WillWipeDisk> 

    <ModifyPartitions>
      <!-- System partition -->
      <ModifyPartition wcm:action="add">
        <Order>1</Order> 
        <PartitionID>1</PartitionID> 
        <Label>System</Label> 
        <Format>NTFS</Format> 
        <Active>true</Active> 
      </ModifyPartition>

      <!-- Windows partition -->
      <ModifyPartition wcm:action="add">
        <Order>2</Order> 
        <PartitionID>2</PartitionID> 
        <Label>Windows</Label> 
        <Letter>C</Letter> 
        <Format>NTFS</Format> 
      </ModifyPartition>
    </ModifyPartitions>
  </Disk>


</DiskConfiguration>


<ImageInstall>
  <OSImage>
    <InstallTo>
      <DiskID>0</DiskID> 
      <PartitionID>2</PartitionID> 
    </InstallTo>
  </OSImage>
</ImageInstall>

XML の完全な例と推奨されるパーティション構成については、UEFI または GPT ベースのハード ディスク パーティションを構成する方法または BIOS または MBR ベースのハード ディスク パーティションを構成する方法に関する記事を参照してください。

DiskConfiguration