InstallToAvailablePartition
InstallToAvailablePartition
は、十分な空き容量があり、まだWindowsがインストールされていない最初の利用可能なパーティションに、Windows オペレーティング システムをインストールするかを指定します。
空のディスクに Windows をインストールする場合は、CreatePartitions と ModifyPartitions の設定でパーティションを作成、フォーマットし、いずれかのパーティションをアクティブ パーティションに設定する必要があります。 パーティションを作成してフォーマットした後、InstallToAvailablePartition 設定を使用すると、Windows をインストールするのに十分な空き容量を持つ最初の利用可能なパーティションが選択されます。
OSImage 設定の比較: InstallTo と InstallToAvailablePartition
無人インストールでは、InstallTo 設定または InstallToAvailablePartition 設定を指定する必要があります。
microsoft-windows-setup-\ImageInstall\OSImage\InstallTo |
指定したディスクとパーティションに Windows をインストールします。 |
microsoft-windows-setup-\ImageInstall\OSImage\InstallToAvailablePartition |
Windows を、十分な領域があり、Windows のインストールがまだない最初の使用可能なパーティションにインストールします。 |
注 OSImage の設定で、InstallToAvailablePartition を true にした場合は、InstallTo の設定はしないでください。
InstallToAvailablePartition と InstallTo が両方設定されている場合、インストールは失敗します。
値
true |
十分な領域がある最初の使用可能なパーティションに Windows インストールするよう指定します。 Windows セットアップでは、利用可能なパーティションを、最初のディスクのディスク 0 とパーティション 1 から始まり、利用可能なすべてのディスクに渡って検索します。 |
false |
無人セットアップ設定: microsoft-windows-setup-\ImageInstall\OSImage\InstallTo を使用して、Windowsパーティションを指定します。 これが既定値です。 |
有効な構成パス
windowsPE
[親階層]
microsoft-windows-setup- | ImageInstall | OSImage | InstallToAvailablePartition
適用対象
このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、microsoft-windows-setup- を参照してください。
XML の例
次の XML 出力は、InstallToAvailablePartition の設定を行う方法を示しています。
<ImageInstall>
<OSImage>
<InstallFrom>
<Credentials>
<Domain>FabrikamDomain</Domain>
<Password>MyPassword</Password>
<Username>MyUsername</Username>
</Credentials>
<Path>\\networkshare\share\install.wim</Path>
<MetaData wcm:action="add">
<Key>/IMAGE/NAME</Key>
<Value>FabrikamCustomOSImage</Value>
</MetaData>
</InstallFrom>
<InstallToAvailablePartition>true</InstallToAvailablePartition>
<WillShowUI>OnError</WillShowUI>
</OSImage>
</ImageInstall>