LogonCount

LogonCount は、AutoLogon を使用してコンピューターにログオンできる回数を指定します。 この値は、コンピューターにログオンするたびにデクリメントします。 AutoLogonを使用する場合は、LogonCount を指定する必要があります。

指定した数の自動ログオン 操作が発生した後、手動でコンピューターにログオンする必要があります。

あらかじめ登録された管理者アカウントが使用されている場合、そのアカウントは引き続きアクティブ状態となります。 あらかじめ登録された管理者アカウントの詳細については、「Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) テクニカル リファレンス」のあらかじめ登録された Administrator アカウントを有効および無効にする方法に関するページを参照してください。

説明
Logon_count AutoLogon を使用してコンピューターにログオンできる回数です。 Logon_count は整数です。

LogonCount の既知の問題

その値が 0 より大きい場合、Windows が LogonCount 値に1を追加する原因となる既知の問題があることに注意してください。 LogonCount を設定する場合は、必要な自動ログオンの回数より 1 つ少ない数値を入力します。 たとえば、2 回の自動ログオンを容易にするために、LogonCount を 1 に設定します。

LogonCount が 0 の場合、Windows はこれを正しく解釈し、自動ログオンは実行されません。 この既知の問題のため、LogonCount [無人設定] を使用して、1 回だけの自動ログオンを許可することはできません。 この既知の問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. LogonCount を 1 に設定します。

  2. oobeSystem パスの Microsoft-Windows-Shell-Setup/FirstLogonCommands/SynchronousCommand[無人設定] の下に新しいコマンドを追加します。

    reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon" /v AutoLogonCount /t REG_DWORD /d 0 /f

この設定の詳細については、「無人セットアップ リファレンス」の FirstLogonCommands を参照してください。

有効な構成パス

  • auditSystem
  • oobeSystem
  • specialize

[親階層]

Microsoft-Windows-Shell-Setup | AutoLogon | LogonCount

適用対象

このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「Microsoft-Windows-Shell-Setup」を参照してください。 この設定は Nano Server イメージでは未構成です。

XML の例

次の XML 出力は、あらかじめ登録された管理者アカウントを使用してコンピューターにログオンできるよう AutoLogon を設定する方法を示しています。

<AutoLogon>
   <Password>
      <Value>MyPassword</Value>
      <PlainText>true</PlainText>
   </Password>
   <Enabled>true</Enabled>
   <LogonCount>2</LogonCount>
   <Username>Administrator</Username>
</AutoLogon>

あらかじめ登録された Administrator アカウントの有効化と無効化