識別
Identification
は、ドメインに参加するための資格情報、参加するドメインの名前、コンピューターに割り当てるワークグループなどのオプションを指定します。
子要素
設定 | 説明 |
---|---|
資格情報 | 無人インストールでドメインに参加するために使用するドメイン、ユーザー名、パスワードを指定します。 |
DebugJoin | ドメイン参加無人試行が失敗した後にデバッグ ルーチンを実行するかどうかを指定します。 ルーチンはカーネル デバッガーに割り込みます。 |
DebugJoinOnlyOnThisError | 設定で指定されたエラーが発生した後にのみ DebugJoin で開始するデバッグ ルーチンを指定します。 |
JoinDomain | 参加するドメインの名前を指定します。 この値が設定されている場合、JoinWorkgroup は無視されます。 |
JoinWorkgroup | コンピューターに割り当てるワークグループの名前を指定します。 この値が設定されている場合、JoinDomain を設定することはできません。 |
MachineObjectOU | コンピューター アカウントが作成された組織単位 (OU) の LDAP (ライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル) X.500 識別名を指定します。 このアカウントは、コンピューターの参加先のドメインにあるドメイン コントローラーの Active Directory にあります。 |
MachinePassword | コンピューターの一意のパスワードを指定します。 通常、コンピューター アカウントがドメインで以前に作成されていなければ、この設定は必要ありません。 |
Provisioning | Windows セットアップ中にドメインに参加するために使用するアカウント情報を指定します。 |
TimeoutPeriodInMinutes | Windows がドメインへの参加を試みたときにタイムアウトになるまで Windows が待機する分数を指定します。 この変更により、既定のタイムアウトが 7 分から 15 分に延びます。 |
UnsecureJoin | 一意のパスワードを必要とせずにコンピューターをドメインに追加することを指定します。 |
有効な構成パス
specialize
[親階層]
Microsoft-Windows-UnattendedJoin | Identification
適用対象
サポートされている Windows のエディションと、このコンポーネントがサポートするアーキテクチャの一覧については、「Microsoft-Windows-UnattendedJoin」を参照してください。
XML の例
次の XML 出力は、ID の設定を行う方法を示しています。
<Identification>
<Credentials>
<Domain>fabrikam.com</Domain>
<Password>MyPassword</Password>
<Username>MyUserName</Username>
</Credentials>
<JoinDomain>fabrikam.com</JoinDomain>
<MachinePassword>ComputerPassword</MachinePassword>
</Identification>