KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFIC

KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFIC プロパティは、デバイス固有ノード (KSNODETYPE_DEV_SPECIFIC) 内のデバイス固有プロパティにアクセスするために使用されます。

用法の要点テーブル

Yammer の入手 設定 移行先 プロパティ記述子の種類 プロパティ値の種類

<デバイス固有>

<デバイス固有>

<デバイス固有>

<デバイス固有>

<デバイス固有>

プロパティ値 (操作データ) は、デバイス固有の形式で表されます。

プロパティが get-property または set-property の要求をサポートするかどうかも、デバイス固有です。

戻り値

このプロパティは、STATUS_SUCCESS を返すか、オーディオ ドライバーのサードパーティ プロバイダーによって決定されたデバイス固有の値を返します。

解説

Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、[コントロール パネル][サウンド] アプレットに追加のタブ ([カスタム] というラベル付き) が表示されます。 [カスタム] タブには、自動ゲイン制御 (AGC) 用とデバイス固有プロパティ用のコントロールが表示されます。 次のテーブルは、KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFIC プロパティとデータ型のさまざまな組み合わせに対して [サウンド] アプレットで公開されているコントロールを示しています。

KSPROPERTY データの種類 コントロール

KSPROPERTY_AUDIO_AGC

BOOL

チェックボックス

KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFIC

BOOL

チェックボックス

KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFIC

LONG

Slider

KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFIC

ULONG

Slider

デバイスで実際の AGC 機能を公開するには、KSPROPERTY_AUDIO_AGC を使用する必要があります。 他のデバイス固有の機能は、KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFICを使用して公開する必要があります。

[カスタム] タブを表示するには、[サウンド] アプレットでオーディオ レンダリングまたはキャプチャ デバイスを選択してから、[プロパティ] をクリックします。

KSPROPERTY_AUDIO_DEV_SPECIFIC プロパティのプロパティ ハンドラーを実装する方法の例については、Basetopo.cpp ファイルの CMiniportTopologyMSVAD::PropertyHandlerDevSpecific メソッドを参照してください。

要件

バージョン

Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。

ヘッダー

ksmedia.h (Ksmedia.h をインクルード)

関連項目

KSNODETYPE_DEV_SPECIFIC

KSPROPERTY_AUDIO_AGC