KSPROPERTY_AUDIO_POSITIONEX

KSPROPERTY_AUDIO_POSITIONEX プロパティは、カーネル ストリーミング (KS) ベースのオーディオ ドライバーのストリーム位置とそれに関連付けられているタイムスタンプ情報を、呼び出し元に提供します。

用法の要点テーブル

Yammer の入手 設定 移行先 プロパティ記述子の種類 プロパティ値の種類

はい

いいえ

ピン留めする

KSPROPERTY

KSAUDIO_POSITIONEX

プロパティ値 (操作データ) は、プロパティ ハンドラーから位置情報を受け取る KSAUDIO_POSITIONEX 型の構造体です。 KSAUDIO_POSITIONEX 構造体で指定される位置情報は、呼び出し元によって選択されたピンの位置情報です。

戻り値

KSPROPERTY_AUDIO_POSITIONEX プロパティ要求は、呼び出しが成功した場合に S_OK を返します。 成功しなかった場合は、該当する HRESULT エラー コードを返します。

解説

通常、オーディオ アプリケーションはオーディオ ストリームの現在位置を監視する必要があります。 この位置は、ストリームの先頭からのバイト オフセットとして指定されます。 ストリームの位置情報には、次の 2 つの解釈が考えられます。

  • レンダリング ストリームの場合、ストリーム位置は、デジタルからアナログへのコンバーター (DAC) を介して現在再生されているオーディオ フレームのバイト オフセットです。

  • キャプチャ ストリームの場合、ストリーム位置は、アナログからデジタルへのコンバーター (ADC) を介して現在記録されているオーディオ フレームのバイト オフセットです。

KSPROPERTY_AUDIO_POSITIONEX プロパティをサポートするドライバーは、ストリーム位置の値のタイムスタンプ ウィンドウを生成します。 タイムスタンプ ウィンドウは、ストリーム位置が決まる前にサンプリングされるタイムスタンプから、ストリーム位置が決まった後に取得されるタイムスタンプまでの間隔です。 呼び出し元は、タイムスタンプ ウィンドウを使用できるかどうかを判断します。

要件

バージョン

Windows Vista 以降のバージョンの Windows で使用できます。

ヘッダー

ksmedia.h (Ksmedia.h をインクルード)

関連項目

KSAUDIO_POSITIONEX

KSPROPERTY