KSPROPERTY_SYSAUDIO_SELECT_GRAPH
KSPROPERTY_SYSAUDIO_SELECT_GRAPH プロパティは、仮想オーディオ デバイスのピン インスタンス用に SysAudio がビルドされているグラフのオプションのノードを明示的に含めるために使用されます。
用法の要点テーブル
Yammer の入手 | 設定 | 移行先 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
いいえ |
はい |
Assert |
なし |
プロパティ記述子 (インスタンス データ) は、プロパティ、ピン ID、およびノード ID を指定する SYSAUDIO_SELECT_GRAPH 型の構造体です。 プロパティは、KSPROPERTY 型の埋め込み構造体が指定します。 ピン ID は、仮想オーディオ デバイスをラップする KS フィルター内のピン ファクトリを識別するインデックスです。 ノード ID は、指定したピンのデータ パス内の省略可能なノードを識別するインデックスです。 詳細については、「解説」を参照してください。
このプロパティに対してプロパティ値 (操作データ) は定義されていません。 プロパティ値のバッファー ポインターを NULL、そのサイズを 0 として指定します。
戻り値
KSPROPERTY_SYSAUDIO_SELECT_GRAPH プロパティ要求は、正常に完了したことを示すために STATUS_SUCCESS を返します。 それ以外の場合、要求は適切なエラー状態コードを返します。
解説
通常、このプロパティは、ピン インスタンスのグラフに AEC ノードを強制的に挿入するために使用されます。
仮想オーディオ デバイスのフィルターでレンダリング ピンをインスタンス化する場合、SysAudio はピンから開始し、既定ではフィルターを通過する最も簡単なパスを表すグラフを選択します。 このグラフでは、AEC コントロールなどの任意のノードが除外されます。
SysAudio の既定の動作をオーバーライドするには、まず、グラフに含める省略可能なノードを指定する KSPROPERTY_SYSAUDIO_SELECT_GRAPH set-property 要求を SysAudio に送信します。 その後 SysAudio がピン インスタンスを作成すると、ピンのグラフには、要求で指定されたオプションのノードが含まれます。
KSPROPERTY_SYSAUDIO_SELECT_GRAPH set-property 要求は、要求後に作成されたピン インスタンスのみに影響します。 要求は、以前にインスタンス化されたピンには影響しません。
要件
ヘッダー |
ksmedia.h (Ksmedia.h をインクルード) |